Thoughts and notes of a researcher in plant genetics and nutritional epidemiology in Japan and the U.S. with a wide range of interests - choral activities, photography, nature, travel, and drawing. L'épanouissement personnel means personal development and fulfillment. Still in the middle of it, enjoying the process. 農学部、酒類企業研究員を経て、米国ミシガン州立大学で博士過程を卒業後、植物遺伝学と食物疫学の研究に片足ずつつっこんでいます。趣味の合唱、自然観察、旅行、写真、絵描き、国際交流など、いろんな記録です。L'épanouissement personnelは自己研鑽、実現というような意味です。生涯に渡って一緒に旅する人生のテーマ。
10.12.2025
青森土産の土偶クッキー(どんぐり入り)がめちゃ情報量多くて面白おいしかった。
10.06.2025
タコとケンタロー。
10.03.2025
10.01.2025
🚗少ない情報からでも、書けることはある。できない理由を考える前にやってみよう!!🚗
9.26.2025
きんだあらんどで書き物会!
9.25.2025
すみれ珈琲でもっちピットとスコーンを買ったらワンランクアップ上のブランチになりました🍪
9.24.2025
9.23.2025
『どうして男はそうなんだろうか』会議/澁谷知美 清田隆之
9.22.2025
9.21.2025
夜の三条商店街と神泉苑。
9.17.2025
オフ会でお話を聞く、質問して深掘りするスキルをもっと磨きたいなと思った話。
9.16.2025
コワーキング新聞寄稿『合唱のススメ』と、その他書きたいネタストック🍣
コワーキングで記事依頼してもらったので好きなこと描いた~
合唱のススメ。手書きが良い。癒される。1時間で仕上げられた。
その他書きたいネタとしては
・サディのx足の草鞋たちーお仕事紹介
・ミシガン州紹介ー五大湖の魅力。Hell町とParadise町があること(笑) 車で6時間の距離。
・語学日記。フランスで身振り手振りで会話した、多分こう言ってるんだろうなと予測して返したら違ってた笑い話。
・旅日記
前回記事はこちら→ コワーキング新聞寄稿『豆の豆ちしき』
え、もう6月の話なのか…?!
あーー夏の工作で留学記録ノート書こうと思ってたのに~~いつのまにかもう9月半ばに!!
9.14.2025
月が満ちては欠けてゆく。はやい……
9.09.2025
『まんがでわかる妻のこと』/根本裕幸 監修 ポンプラボ シナリオ・文 松岡リキ 作画
- 夫の妻に対する甘え(他人事気分、話を右から左へスルー、問題に気づかないフリ、など)は、「甘え」と言えば聞こえのいい言葉だけど、その実は「妻のことを自分と同等と見ていない・軽く見ている・なめている・重要視していない」ということ。
- 大問題だと思う。
- 漫画でもグラグラ来るくらいに腹立たしい。
- そんなふうになめられた状態に甘んじている人ってなんでなんだろう。
- きっと、両親の姿とかを見て、「これが普通」と思い込んでしまっている人も多いのではないか…。
- コミュニケーションの大切さ。言い難いことほど。
- 「いつかわかってくれるだろう」「時が来たら変わってくれるだろう」では、伝わるはずもない。
- 不満を我慢すると、それは相手にとっては無かったことになる。
- 意思疎通、コミュニケーションの大切さが書かれていた。
- 考えや感情を言語化して伝える力と
- 口を挟まずに聞く力の
- 両方が必要!!
- これだけでけっこうな割合の問題が解決するのではないか、というくらい…。
- 相手の話をよく聞くこと。
- 聞くのは、相手の思い、考えを理解するため。
- 相手が話したいと思っていることを聞く。
- 怒っているのだったら、怒りたくて怒っているのだから、怒りたい気持ちを受け止める。
- 「まあまあ落ち着いて」は、相手の感情を否定・拒否していることになる。それでは相手の気持ちを受け止めたことにならない。
- 「自分に何ができる?」と聞く。
- そして、言われたことを実行するよう努力する。
- 我慢しすぎていつかバクハツ→熟年離婚、が最近多い。でも、突然言われた方も寝耳に水で。「何も問題ないと思っていたのに…」。
- まずは言ってみよう。伝えてみよう。
- 相手に気を遣いすぎて言えないというのは、耳の痛い話だった…。
- 伝えたいことを相手が受け入れるかは、相手の課題。自分の課題ではない。
- 相手が聞く耳を持たないなら、その時は自分の身の振り方を考えよう。という話。
- パートナーシップとは、自分の成育歴(母親が全部やってくれていた、など)はベースにあるとしても、想像力を駆使して、二人の居心地いいところを探そう、作り上げようと努力すること。おんぶにだっこでは、パートナーを親の代わりにしているだけ。
- お互いに考えを言い合って、できるだけ二人とも納得できるような形にしようと頭をひねる中で、一人では思いつかなかったような抜け道のような解決策が生まれる。それは人間関係の醍醐味でもある。
- 「こうするべき」「こうあるべき」の「べきおばけ」
- SNSに見られるキラキラした世界、「一億総中流」、世間、対面、隣の芝生…などから、「こうするべき」「こうあるべき」という考えに縛られて苦しくなる。
- 本来、自分軸があれば気にせずにいられるもの。「うちはうち、よそはよそ」。
- 自立は、自分の力で生きていくことだが、全て自分一人でやることではない。頼るべき時に頼れる人がいてこそ成り立つ。頼れる相手が誰もいない状態は孤立。「おかげさま」、「おたがいさま」の心で人と繋がろう。
9.08.2025
🔑カギかけたっけ?? 心配性すぎて困る。。。
「階段を登ってまた家のドアを確認しに行くか…めんどい。しかし気になる。いや、そんなこと言って、閉め忘れてたこと今までなかったやん。」
9.04.2025
アメリカでは(でも?)専攻や職種を変えるのって普通なんだなと思った件
アメリカ人の友人の話。
大学出たけど、それとは関係なく、マッサージの専門学校行ってマッサージ師になって、それから専門学校で教えて、で今度は金融関係の仕事をした。健康食品店とバーでバイトしながら。(健康になりたいのかなりたくないのか(笑)) で、次は何しようかな?という感じらしい。
そんなにいろいろと仕事を変えるって、わりと普通のことみたいで。社会の流動性も激しいし家賃や生活費が高いから、そうそうえり好みしている場合ではなくて、とりあえず何でもして生活費を稼がねば、というのもあるんだろう。
なんというか、何でもできるんだなーーと思う反面、ずっと同じことをしていたら人材としての競争力も低くなっていくんだろうか、相対的に。なんて思ったりする。
この道何十年、の玄人にも、その人にしかない、その年月を重ねないと得られない長年のカンと実力は、存在するとは思うけどな。
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夏のそら。 |
9.02.2025
9.01.2025
岩手の思い出。田んぼとだし醤油コーンパン
8.29.2025
🍺飲み会企画→緊張・不安→からの丸く収まって心の安心ログに記録された件
今日けっこう緊張してドキドキすることがあった。
8月中旬に、AさんとBさんと9月2週目に一緒に飲みに行こうって話をしてた。一応日付は仮決めしておいたんだけど、Bさんに今日会ったから聞いたら、11日は都合が悪いから12日でどうですかと言われた。なので、Aさんに改めて12日でいいか日程確認、3人でのLINEグループを作って聞いた。
その返信を待っている間、不安といたたまれなさがどんどん出てきて。「え…3人で行って何話すの?大丈夫かな?」と、軽くサーっと血の気が引いた。Aさんは仕事が忙しい時期だということが分かっていたので、追い込み中だろうなと予想はしていて、Aさんは気分の乱高下が結構激しい人(それを人にぶつけるタイプではないが)なので、「もー今忙しいのにー!」ってなってるのかも…と思った。そして、「誘っちゃったけど、皆行きたいと思ってくれてるのかな?迷惑とか、誰も行きたいと思っていなかったらどうしよう、でも断りにくいよね3人なんて。やば、とんでもなことしちゃったのでは…?!」とか思って、ヤバイヤバイヤバイヤバイ…(滝汗)ってなってた。その間も、仕事は粛々と続けていたのだけど。本当に私は感情を隠すのが得意。
で、結局、返信通知も来ないので、私は2人とも既読スルーもしくは忙しくて見れてないと思って、怖くてスマホを放置していた。3時間後、意を決して開くと、なんと私が送った1分後にAさんから「12日OKです!楽しみにしてます!」って。そこから、いつものBさんの軽口も加わってた。沈黙していた(ように見えてた)のは私だったという。。。
よかった、安心した。というか、私の自信のなさと不安症がもろに出たエピソードだったな。幹事とかあまりやったことないし、緊張した。気分の浮き沈みが激しい人に、忙しいって分かってるタイミングで声かけるって、小さい頃の母の機嫌の乱高下を思い出して怖かったんだろうな、と自己分析。これは、そういう人に忙しいタイミングで声をかけても大丈夫、という経験が一つできたということで、自分の頭の中でのルールを書き換える事例の一つにきっとなる。
この件の教訓をまとめると…
・私の不安トリガーを認識できた:「感情の上下がある人×忙しいタイミング→怖い」
・「怖かったけど、結果は全然大丈夫だった」体験の記録ができた。
ふむ。こういう出来事って、感情が揺さぶられるから記憶の彼方に追いやりたくなるけど、内省すると学びがあるなあ。
🍺🍺🍺
8.28.2025
宮沢賢治記念館の周りののどかな景色と東北新幹線初乗車
宮沢賢治記念館の後の目的地は本日のお宿がある北上駅。在来線の花巻駅経由で北上駅に行けるけど、2時間に一本くらいしかない(!)。
ので帰りは記念館から1.7キロ歩いて新花巻駅まで行ってみた。ひょっとして、新幹線に乗って北上駅まで一駅ひゅっと行けるのではないかと。無理だったらタクシーで花巻駅に行こうとプランBを立てつつ。
道中は、大変のどかな感じでした…
もう稲穂が実りつつあり、やはり北国は稲作が早いな。
新花巻駅で久しぶりに紙の時刻表を繰り、各停(と呼ぶのか?)の新幹線やまびこ号は北上駅に停まってくれるらしい!ということで、東北新幹線で一駅乗った。新花巻から北上まで7分乗車だった!
これはとても良い選択だった。タクシーで花巻駅まで行ったらそれだけで2500円くらいかかるし、それからまた30分に一本くらいの在来線で花巻から北上への電車に乗る必要がある。新幹線で時間もお金も節約できました。
東北新幹線は初乗り。旅行者というよりは、普段使いみたいな人が多かった印象。その一駅区間は1120円(自由席)でお安いので、新幹線通勤とかできるかもな、と思った。
ともかくも蒸し暑い中冒険しましたーー
新幹線の駅からの眺めが田園風景って、なんか非現実的(surreal)な感じがした…
宮沢賢治記念館 In 岩手・花巻。文芸も科学も縦横無尽に才能を発揮した農学者。
岩手、花巻空港からタクシーで15分くらい、宮沢賢治記念館に行ってきましたーー
小説、童話、詩歌、絵、宇宙、植物、宗教、農学まで勉強の幅が広い広い。
「心象世界」という言葉が何度も出てきた。心に浮かびあがる想像の世界が本当に豊かだったんだろう。
豊かな感受性と鋭い頭脳を併せ持っていたんだな~。学校では特待生、級長をよくしたと書かれてあった。
特に印象に残ったのは、賢治が元教え子柳原昌悦に書き送った最後の手紙。
「僅かばかりの才能とか、器量とか、身分とか財産とかいふものが何かじぶんのからだについたものででもあるかと思ひ、じぶんの仕事を卑しみ、同輩を嘲り、いまにどこからかじぶんを所謂社会の高みへ引き上げに来るものがあるやうに思ひ、空想をのみ生活して却って完全な現在の生活をば味ふこともせず、幾年かゞ空しく過ぎて漸く自分の築いてゐた蜃気楼の消えるのを見ては、たゞもう人を怒り世間を憤り従って師友を失ひ憂悶病を得るといったやうな順序です。」
賢治にこういった考えがあったとは知らなかった。
もちろん才能はあっただろう。文芸から科学、宗教まで、博学多才とは彼のことだ。農学校での教諭という恵まれた地位を捨て、農業の生産性を上げて農民(賢治は「地人」と呼んだ)の生活を豊かにするためにいろいろな団体を立ち上げたり奔走した人生だった。ので、これを賢治自身が「慢」という「今日の時代の巨きな病」ゆえであるとしたのは意外だった。
自分の仕事を卑しみ、というのは農学校の教師のことだろうか…。
慢心というか、自分の能力に自信がないと団体立ち上げなどはできない。農業を興隆させることで、賢治自身、何か「社会の高みに登りたい、出世したい、ほめたたえられたい」というような欲求があったのだろうか。
「風のなかを自由にあるけるとか、はっきりした声で何時間でも話ができるとか、自分の兄弟のために何円かを手伝へるとかいふやうなことはできないものから見れば神の業にも均しいものです。」
そうだよなあ、病床の人が言うので本当に説得力がある。
「どうか今のご生活を大切にお護り下さい。上のそらでなしに、しっかり落ちついて、一時の感激や興奮を避け、楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないものは苦しんで生きて行きませう。」
というのが深い。これは柳原昌悦だけではなく、現在の私達にも通じる「生へのまなざし」だろう。
日々の慌ただしさや慣習に乗っかって、適当に済ませたり、軽率な行動をしたり、油断したり。そういう、私たちが普段ついやりがちなことへの警鐘にも思えた。