12.31.2018

年末年始帰国

12月後半は都会のど真ん中で過ごしました! クリスマスのイルミネーションも見られて、おうちごはんもたくさんして、焼き鳥忘年会や燻製会も。とてもとても素敵な滞在になりました。半年待ちかねたので、喜びもひとしおでしたし、忘れられない特別な10日間になりました。
アクシデントも偶然も巡り合わせなのです。
気がつけば年末で、今年も一年あっという間でした。来年は勉学に精進しよう…







12.14.2018

クリスマスコンサート☆★☆

合唱クラス、今学期はクリスマスコンサートでした。
曲目:
バッハ Christmas Oratorio Part 1
Vaughan Williams Fantasia on Christmas Carols
Gustav Holst Christmas Day
Handel Christmas portion of Messiah + Hallelujah

一番難しかったのはバッハ。ドイツ語に加え、メリスマ多いし音がとりにくい。休符も多くて入りづらい。家でかなりの練習が必要でした。でも全パートでそろって歌えた時は美しく快感!
ヴォーガン=ウィリアムスは高音が一番気持ちよく歌える音域で非常によかった! 拍子がちょこちょこ変わるので慣れるまで難しかった。これは楽譜ではなく耳で覚える方がよい。
ホルストはアルトパートソロが多くて嬉しかった~
メサイアは短い曲が多かったし皆さん歌いなれているので助かった…

わかってはいるがクリスマスの曲はすべてがキリストの生誕を奇跡として語り継ぎ称賛する歌ばかり。外国語だから普通に歌えるけれど…。音楽作品として捉える。メサイアは皆さん何十回も歌っているせいか、「表情がない」「素晴らしい奇跡について歌っているんじゃなくて、明日も仕事に行って夜はビールを飲むんだーみたいな日常感がすごく出ている。物語を伝えるように歌って」とよく指摘を受けていた。確かに…慣れ親しみ過ぎている感はあった。これは本当に難しい。

掲示ポスターがこちら。大人22ドル、60歳?以上20ドル、学生12ドル。もう少し安くていいのではと思う……。


会場はカトリックの大きな協会で、200人くらい観客席があった。大きなパイプオルガンが聳える。オーケストラの人たちは客席最前列に激近!で緊張しただろうなあ…。ホールになっているだけあって、声や音はステージから客席の方向へ飛んでいく。なので他のパートを聴いているとかなり遅れる。指揮者をしっかり見ないと! あと、両隣の人が楽譜をがばーっと目の高さに開いていたので私はあまり開けず…こんな形で暗譜になるとは思わなかったー 指揮者は客席側からステージの私たちに向かってしゃべってくれるのだが声が後ろの方に行ってしまってびっくりするほど聞こえなかった。すごいホールだ…。


ステンドグラスが一面にあって、昼間は晴れていたのですごく綺麗だった。


オルガン。どんな楽器の音でも出せる。足で弾くのがすごい。


夜、本番の客席。ほぼ埋まりました、すごい。驚いたのはメサイアのHallelujah が始まった途端お客さんが立ち上がった!そしてそのまま直立不動で聞いていた。歌っているわけではない。どうやらハレルヤの曲だけは立って聴くというのが通例らしい?アメリカだけかも? しかし…前の人が背の高い人だったら見えないのに…。まあ聴くものだから良いのか? ちょっとググったけど、この慣習については由来がよくわかっていないらしい。不思議だったー。そしてコンサートが終わると、客席からは「アーメン!」の声。「ブラボー!」ではなくて?そこも驚いた。いろいろ宗教色が濃くてびっくりなコンサートでした。大勢で歌うのはやはり楽しいー。



音楽学部の学生たちの声量と声域はやっぱりすごいし、おしゃれ度もすごい…。見た目まで気を遣う職業に将来就くだけある。ラボや温室で作業帰りですーという植物系の人たちの格好とはやはりちょっと違う。前の週に音楽学部だけのコンサートに行ったばかりだったので、先週ステージに立っていた人たちと一緒に歌えてアイドルに会えた気分でした☆

次はHaydn 作 Nelson mass、またもキリスト教系ですー

12.03.2018

雪の日と晴れの日

冬がきております!
氷点下の日が続く中、6-7℃くらいの日があるとむっちゃあったかい!となる。



11.27.2018

カフェでの日曜日

カフェでまったり。
ずーっとONモードだと、それはそれで仕事しやすいし進むんだけど、休息をとると生き返った気になる。特に、学校と家以外のどこか違う場所に行くというだけでも気分転換になるようだ。いいカフェがもっと近くにあったらいいのになーと思いつつ、知らない道を運転するのも楽しいのでヨシ。



感謝祭ディナー

11/22は感謝祭の夕食会にお呼ばれしてきました。そこのご夫婦の家では、大きな暖炉、大きな地下室、大きなリビングルームに細長ーいテーブルがどーんとあって、感謝祭のごちそうが並んでいました。出席者は20名近くいました。国籍も、フィリピン、韓国、ザンビア、タンザニア、ジャマイカとさまざま。主催のご夫婦もフィリピン出身で、大学を最近引退されたようだ。出席者とは教会で知り合っているらしい。月に一回ポットラック(持ち寄り会)も開いている、仲良しグループ。プラス、コロラドから彼らの息子さんも帰省していたり、シカゴから旧友家族も訪れていたりしてにぎやかだった。その家族もフィリピン出身で、実家はフィリピンにあるため、「帰省」できる家があるというのはありがたいようだった。

日本から来たと言ったら、「京都にいったことあるよ」とか話しかけてもらえて、うまく溶け込めた。大学教授である一人は、「日本から司法の役人さんが研修に来るから教えてるよ」と言っていた。それでアメリカ来れるなんて良いな。でも司法なんて日本語でも難しいのに英語ではもっと難しいのでは! 別の人は、「専攻は結婚と家族カウンセリング」と言っていて、何それ?と2回も聞き直した。そんな専門があったとは。心理学との大きな違いは、心理学は個人を一単位として扱うのに対し、結婚・家族学は家族を一単位として課題解決に取り組む点である、らしい。確かに、個人の選択や行動は、良くも悪くも家族に影響される。家族を巻き込んだカウンセリングは個人よりいっそう大変だろうけど、より根本的な解決に近づけるのかもしれない。私も心理学に興味があるのでとても興味深くお話しできた。彼の祖国の大学の先生は教育にあまり力を入れていなくて残念だったけど、ミシガン州立大学では教授が教育に熱心なので感動したという話も。私もそうだわ確かに!!と激しく同意。教育レベルの差…やっぱりあるね。
そのMSUでさえ世界大学ランキングでは100位前後なので、上位校はどうなっているのだろうか??

感謝祭のごちそうの定番としては、
・ローストターキー(七面鳥) マストアイテム。チキンに比べ、かなりでかい。
・グリーンビーンキャセロール さやいんげんのグラタン的なもの。
・スイートポテトの煮込み
・ローストビーフ
・マッシュポテト
・クランベリーソース 七面鳥にかける。七面鳥の肉は淡白でぱさぱさなので何かソースが必要。このお宅では、アジア風にアレンジしてあっておいしかった。

毎年恒例のようで、ゲームをした。ゲームと言ってもテレビやスマホを使わない、クイズっぽい伝言ゲームのようなもの。初めてする人はなかなか答えが分からず、えーっなんで?となるものだが、答えを教えてあげようとしたらだめ!と言われた。何かそんな仲間外れにするみたいでかわいそうじゃない、と思ったのだが… 盛り上がり方が飲み会のような感じもしてきた。しかしアルコールを飲んでいるひとはいない。この雰囲気苦手だわあ…とやはり思った。一方で、この東南アジア気質の陽気さが懐かしい気もした。シンガポール、タイ、フィリピンの友人もこんな感じだ。

高校1年生と、中学2年生くらいの姉妹もいて、家族行事に文句も言わず付き合っていてえらいなあと思った。食事中、ゲーム中はスマホも見ず、初めて会う人も多いのにお話ししたりしてえらい。アメリカの子供は総じて大人びているなあといつも思う。一個人として精神的に独立している気がする。何かさせたりするには理屈が必要だ。

奥さんが帰り際にハグしてくれた。またいらっしゃいって。誘ってくれた方曰く、彼らは本当に、いつでも泊まりに来て良いよ、部屋は山ほどあるし!といつも言ってくれるらしい。家確かに大きいよねえ。留学生を泊める民泊とかもしたいらしい。すごい。良い体験でした。



11.25.2018

豆の話しかない… 

1928年(左)と、1938年の新品種パンフレットを見せてもらいました。よくとってある…。そのころからここに大学があって、豆の新品種を育種していたのかと思うと長~~~い歴史が偲ばれる…現在ももちろん進行しています。このころから写真を撮ってタイプライターで打ってこんな本にするという慣習があったとは。現代の新品種パンフと比べても構成とかそんなに変わらない。育種家の先生が退職するため後任が公募されている。この長い歴史を背負うにふさわしい人が見つかるといいな。

豆入りのハンバーガーパティのようなもの。試食コーナー。
メキシカンやカレーなど味がつけてあって美味しかった。豆の食感もしっかりわかりました。


パスタをローストしてみました。いいおやつ代わりになるのかと思いきや、すごく固くなって歯の弱い人にはおすすめできないものに…。豆のデンプンは乾燥すると固くなりやすいみたいで、それは粉にしたところで同じのようだった。ふむう。



11.23.2018

冬…

一日かけて気温が下がっていくらしい。。
ちなみに0℃は32F。

11.20.2018

収穫後の実験などなどなど The season of snow and beans!!

雪と豆の季節!!!
絶賛作業中です。いろんなことが…期日が… 少しずつだけど進んでいくのがうれしい。ほかの実験と違って、ものすごい量だけどとりあえずやれば進む(やり直しとかしなくていい)というのは精神衛生上助けになるようです。




11.11.2018

Lansing River Trail ー10月末の紅葉散歩ー

10/27に行った Lansing River Trail です。
紅葉見ごろは過ぎたけれどまだ美しかったので、10℃?くらいの気温にも負けず散歩しました。林の中のこの香りがなんとも言えず好き。














文化の違い論

日米文化の違いを語る機会があった。
個人主義、周りを気にするかしないか、自分がしたいかしたくないかの基準で動くかどうか、などなど。

「ああいう服装をしてる人を見たことあるけど、あれはいいの?」というのは、誰に対して、何に対していいの?と問うているのか。なにしていいとかわるいとか、一般的にどう思われるか、とアメリカ人に聞いても、たいてい答えはいつも、「ひとによる」。両極端がいる。一般論は出しにくい。みんな考え方が違うのが当たり前だから。細かい物事を気にするアメリカ人も確かに存在する。その度合いは日本人と同じくらいなことも。

毎回違う彼女をパーティに連れてくる人。周りは毎回違うね、と言うかもしれないけどその場限りだし、それはその人の問題だから。親しい友達なら忠告するかもしれない。でも、何をするのもその人の選んだこと。だからその人の責任。ボスでも同じ。仕事さえきちんとすれば、プライベートは関係ない。毎回彼女が違う、ということを気にするような人がボスだったら、ボスのパーティには彼女は連れてこない。

自由でみんな違うことが前提なのは楽だけど、日本人は決まりを守るし、いつもお手本を探している。したいかしたくないかではなくて、しないといけないかそうでないかを考える。だから秩序がある。清潔さとか列に並ぶとか勤勉だとか。どういう文化にも一長一短ある。 

アメリカでは何でも自分から動かないといけない。高校で、大学出願のことを誰も(先生も)教えてくれなかったので、いろんな人に聞きまくった。先生は、君ら大人だから出願自分で頑張れよーという感じ。それとは対照的に、中学で先生が面談してくれたことを覚えている。とのこと。日本のある私立大学の事務の方によると、どうやって退学者の人数を減らすかというのが課題として上がるけれど、こちらの考え方は、大人だから退学も彼らの自由。カウンセリングなどのサービスは提供するけど、最終的にどうするかは本人の問題、という考え方。また入学者たくさん入ってくるし、というのもあるけれど。

日本では、大人も子供も、1から10まで教えられる。それがルールを守り、大人になっても行動規範を探す性質につながる。いたれりつくせりというかサービス過剰というか…。日本で働くシンガポールの友人は、「何もかも丁寧な手順が示されて、ばかとして扱われてるみたい」との感想。確かに仕事のマニュアルが5歳児にもわかるように書かれていることもある。でもそれは誰がやっても同じクオリティの仕事にするという意味では意義があるんだよ、とも思うが。アメリカのように、店員によって対応が違うのは納得いかないし、担当者によって仕事のやり方が違ったら、その会社の何を信じれば良いのか。

自由のありがたみを知るのは、まず比較的束縛された状態から解放されて、しばらく路頭に迷って、それから自分で自由に物事を決められる=自分で自分の人生をよりコントロールできるようになって、そこからだと感じる。

セミナーでも勉強会でもイベントでも、行きなさいと誰かが言ってくるわけではない。そこに行くメリットがあると思うから行く。そういう考え方を真に理解して応用できるようになってからこそ、本当に自分が必要なものを真剣に考えるようになる。そういったことに気づけただけでもすごい収穫だと思う。海外に行く研究者が減っているとニュースで見たけれど、万難を排して、ぜひ機会を見つけて行ってください!と言いたい。


11.08.2018

Working hard at university with lots of things going on!

All kinds of things are happening  simultaneously and I'm barely keeping up with everything. There's a mini conference on food business and then an informal get-together of the recipients tomorrow, and a seminar on food and genetic engineering technology given by a former NIFA director on Friday. In between these, I need to work on the GBS data, find SNPs and do some phylogenetic analyses to write a conference abstract. I also need to analyse my paste data, run stats and prepare a manuscript. This is going to be presented at the lab meeting hopefully. I am also going to some final touches to my bean paste review and submit it to a journal. I'll see if they consider publishing it. The bean seeds cleaning is pending because I've got so much to do already, we can use undergrads' help with that, and I'm not going to use the yield data for my own research. It's hard to distribute labour evenly across so many projects.

It was motivating to see my fellow student's work today. It's amazing how much work she has done so far. She has probably three times more things to do than me and she's done everything thoroughly. How is it possible?? She's something else, but I want to know how to be productive like her, if possible.

November's flying by, too, and I just hope I'll finish everything by the holiday season starts. Great thing is that there's plenty of resource I can use: consulting service from iCER, advice from the Genomics Core, the image analysis community, and help with writing tge paste review by my advisors. That's a very useful thing about being part of a university. I can't believe now how isolated I was at a company in a rural area and how limited resources we had. At a university, there are so many workshops, seminars, and classes for lifelong learning. Experts in every realm of research is there and you can go talk to them.

Reading a paper published in 1906, still intact and stored well, I feel the history of the first agricultural university in the US. I'm very very lucky to be here! 

The choir class is going well. It was great fun to sing Hallelujah. Need to sing like a British! Then I realise how Americanised my English is now in terms of pronunciation. It's funny. The best thing is that people get along very well and become friends almost instantly. The lady who sat next to me talked to me and was very nice. I really like that they don't hesitate to talk to foreigners. It's partly because it's impossible to tell apart foreigners and Americans just by the look, but also because they are used to interacting with people from other parts of the world. There's nothing special about it, so we just talk like normal. I like this culture and wish people in Japan had a similar mentality. Giving special treatment to foreigners only creates thicker boundary between "us" and "them".

---Photos---
Kinda unrelated to the body text, but the recent stormy weather blew a lot of leaves. And Google logo that turned Go Vote on the election day. That was a good one.


11.05.2018

キャンパス内紅葉

大学の建物周辺もすごくきれい! キャンパスの紅葉見どころマップがあったら便利だろうな~ この頃の夕陽の橙色の美しさと相まって最高です! 曇りの日が多くなってきたので晴れの日が貴重。









Lake Lansing & Park Lake 紅葉まだ綺麗~

Lake Lansing area! A rich neighbourhood with mansions facing the lake. They have their own private beach!! The fall leaves were gorgeous, and the sun glorious. I had a refreshing walk! 

Beach, sky, greenery, what can I ask for more?


C'est la vie.




夏の終わりの面影を残す波止場。

Park Lake - another lake in the area with a cute ice cream shop. The sky was amazing today.

紅葉に彩られた砂浜もオツ。



幻想的な鏡!!