12.19.2016

こちらにきて良かったこと

1. 論理的、合理的。
彼らに何かをしてもらうには、明快な理由が必要である。日本で、暗黙の了解でしていたことの半分くらいは、彼らにはしてもらえないだろう。

2.雰囲気とか、空気とかがない。
言ったこと、発言したことが全てなので、行間を読んだりする必要がない。「大丈夫だよ」、と言われたら本当に大丈夫で、心の中ではどう思っているのか?と推察したりする必要がない。

3.上下関係の概念が薄い。
教授は、お給料をくれるボスであり、研究チームのリーダーということもあって多少は気を遣う(人もいる)けど、先輩後輩とかの意識は全くない。年齢もみんな違うし(そもそも年を聞かない)、大学院に入った時期も違うし(春、夏、秋と、一年のいつの学期でも始められる。だから、入学式はない)。

4.室内が快適。
冬、外は氷点下でも室内は長袖シャツ一枚でいいほど暖かい。床暖房、二重窓、セントラルヒーティングのおかげ。節電とか省資源とか…思うけど、やはり暖かいのはすごく助かる…。

5.家電が充実。
食器洗い機と衣類乾燥機には本当にお世話になっている。皿を洗わなくて良いのがこんなに便利とは! それでもなぜか手は荒れるんだけど。洗濯を始めて1時間半後にはその服をまた着れるというのもとても便利。天気とか、部屋干し臭とか気にしなくていいし。

6.赤信号でも行ける!
(右側通行で)、赤信号の時でも、車や歩行者が来ていなければ右折はして良い。(日本でいうと、左折はして良い。) 渋滞緩和にもなるし。車が来ていなければ、確かに待つ理由はない。これも合理的だ…。

7. 一つのスーパーでなんでも揃う。
一つのスーパーに、衣料品、生活用品、車関係の工具、ちょっとした家電、そして生鮮食品に至るまで全てが揃っている。こういうお店はハイパーマーケットと呼ばれるのかも。ま、主に生活用品と生鮮食品、というお店もあるけれど。

8.お店で知り合いに会わない。
ハイパーマーケット2つ、スーパーマーケット3つ、アジア系食料品店2つ、レストラン多数、と、大学の周りにはいろいろあるので、5万人が住む狭い町でもけっこうばらつくものらしい。

9. 服装は本当に自由…(誰も気にしていない)。
ビジネスカジュアルとか、概念はあるけれど、それを着るかどうかは個人の自由。誰も強制することはできない。でも、大学のTシャツとか、誰に言われるでもないのに着ている学生は多い。制服にすると誰も着ないけど、自由にすると多くの人が学校に関連する何かを身に着けようとするのは面白い現象。

10.カラスがいない。山がないから?
ので、ごみをあさられて大変なことになることはない。だいたい、ごみ置き場は巨大な箱で、上から入れるものなので、あさられたとしても散らばることはない。こういう形のを日本でも導入すべきと思うけど、これを回収するには巨大なフォークリフトみたいな車が必要なので、それが問題か。。

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