あんこの次は、豆パスタ! 最近は、インゲン豆の粉から作ったパスタの研究を手伝っています。
白い豆から作ると、豆々しい味がそんなになく、サッパリ。トマトソースと合います。黒い豆から作ると、豆の味が存分に出る。シーフード系のソースで、奥深い味わいにするのが良さそう。ただ、黒い見た目に驚く人は多い(蕎麦に慣れている日本人はそうでもないかも)。でも巷にはイカ墨を練り込んだ高級パスタがあるんですのよ〜
小麦粉のパスタとはやはり違うけど、蕎麦のような食感で、豆の味が好きな私には嬉しい食べ物。豆の味がしないほうが良いという人も多いけれど。小麦粉パスタの弾力はなく(グルテンの力は偉大だ)、ニョッキのような感じなので、小麦粉パスタの食感を期待されるとがっかりされる。違うものなんだとしっかりアピールすることが重要だと思う。。むしろ、麺(noodles)という位置づけがいいのか…?でもそうすると、アジア系料理と思われて、どう料理していいか分からないと言われるか…。
写真の順番がどうなるかわからないけれど… 黒のスパゲティ、ツナとにんにくのソース。白と黒のペンネ、明太子ソース。赤と白のねじりパスタ、アラビアータソース。盛り付け方や見せ方もすごく重要、と今回学んだ。タンパク質、食物繊維も豊富なパスタです。
食についてアメリカ人や他国生を観察すると、好き嫌いと食わず嫌いがとても多いなと感じる。そして栄養とかあまり考えてなく、美味しいもの即ち高カロリーなもの(ピザとかフライドチキンとか)を好きな量食べる。一食あたりの材料が少ない。パスタとバターソースだけとか、肉とポテトだけとか、チーズだけのピザとか。食のレパートリーが狭く、見慣れない食べ物に挑戦しない。絶対食べない、というものがある人がけっこういる。とくに野菜。成人の半分以上、子供の3分の1以上が肥満なのも頷ける。食に関しては本当に貧相なアメリカ。なぜ? 高級レストランはあるし、健康的な食生活に関心の高い人ももちろんいる。が、貧相な人のほうが大多数。子供の給食からしてそうなので、何か気の毒でもある。栄養や食事は重要なのになあ…。
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