仕事納めしてきました。3月にまとまった休みをとるため、1月はほぼ通常運転でお仕事してます。人が全然いなくて静かで落ち着く。しかし機械の使い方を誰にも聞けないのは…しょうがない。。
460サンプルの写真を二日間で撮って仕上げることができたので大満足。とてもキリが良かった。立ちっぱで踵が痛い。カットソーのおへそ?くらいのところに謎に穴が開く現象を今日ほぼリアルタイムで発見した。ジーンズのフラップの部分にあたって、その状態で実験台に寄りかかるから力がかかってしまうようだ…速度命だったので寄りかかっているのに気づかなかった…
学部生ちゃんがちょっと手伝ってくれたので、古いサンプルを捨てたり、薬品管理なんかもできて、雑務が片付いた! 彼女は冬休み中も寮にいるのだが、食堂がクリスマスから元日までの一週間強閉まっていて困っている。食堂が閉まるのは、学部生の大部分を占めるアメリカ人学生が帰省してしまって利用人数が激減し採算が合わないから。何を食べてるの?と聞くと、シリアルとか、アボカドはさんだパンとか、って…。気の毒になりました。部屋に小さな冷蔵庫はあるらしいけど一週間分はためこめないのかしら。留学生は冬休み中もいるのだから、食堂一箇所だけ、開けておいてあげてほしい……。アメリカに住むなら、食生活が悪くなるだろうなとは思ってた、って。ほんとこのアメリカの食文化、どうにかならないものか。この間Goldfish (小袋お菓子)に、Lunchに最適!みたいなことが書かれてあったけど、どう考えてもそれおやつですよ。と思った記憶が。ここには「普通」の食事とはどういうものかという観念がない(個人の体格=必要カロリー、信条、好き嫌い、アレルギーなどなど、考慮すべき点がありすぎて一般化できないためかな?)。私にとっては、一汁三菜が揃って、座っていただくものが食事だけど、歩きながらハンバーガーをかじり、サンドイッチ一個で済ませたり、りんご(ピーナツバターを塗る)+ポテチ小袋をランチとする人もいる。仕事が早く終わったら早く帰れる制度のためか、皆ランチに時間をかけたくない。そしてだだっ広いキャンパスのためお店や食堂に行く(ちゃんとした食事を取る)となると移動時間も長いし。この文化はほんと良し悪しあるなあと思うけれど… 成人の肥満率66%、この数字がすべてを物語っている。
ようやく勉強のスイッチが入ってきた。長らくのやる気のなさからどうやって立ち直ったかと分析してみると、忙殺された学期からの疲労回復+クラスメイトが試験受かった+教授の一人が、わざわざ実験室に来てくれて、"Happy New Year to you" と声をかけてくれた→この人の期待に応えたいと思った+試験受かった別の人曰く、「試験されているというよりも、教授陣と有意義なディスカッションができたという感じだよ。」って言っていて、その域に達したいと思った。かなぁ。ちなみにその人は院に入る前の先生歴が長く、説明がものすごく上手!!
あと、Brain Rules by John Medina を読んでいて、これが素晴らしいお手本。脳科学と心理学の融合みたいな複雑な分野なのに、豊富な例と平易な言葉で、でも科学的な考え方で論理を進めていて、分かりやすい! 著者は論文を山ほど読んでいてその分野に精通していてディープな世界にいるのに、一般読者と同じレベルで話せる。これは真に論文などを理解していないとできない。読んだ論文から何が言えるか、アウトプットできて初めてそれを使えるものにできる。
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