知らないマンションのエレベーター。妹がいたので妹の家かもしれない(新居にまだ行ったことがないので)。6階建てくらいなのに、10階をとおりこして、どこにも止まらないので驚く。身障者用のボタンを押して、どこかの階につく。下りたところはマンションぽいところではなかった。
再びエレベーターにのる。今度はなぜか横移動して、床が透明なガラスで、足元の景色が見える。宙を移動するエレベーターらしい。そこから、日光江戸村的なところが見える。着物を着てる人がいたり、浮世絵に出てくるような松が生えてたり。なんじゃこりゃ?エレベーターの係員さんに聞くと、ここは両国ですよー、つながっているんです。とのこと。そ、そうなの???
ショッピングモールの出口付近のような場所に到着。トイレがあったり、ちょっとした待機スペースも。
でもそこから中にはいるとなぜかまた外で、屋台、出店風。お祭りみたい。
動物もたくさんいた。フラミンゴが遠目に。あひる(でかい、エミューサイズ)が、追いかけてくる!食べ物何も持ってないのに鞄に顔をつっこまれ、噛まれる。痛くなかったしなんかじゃれあってるみたいで楽しかったけど。
屋台で一口野菜のパックづめを見かけて買おうとする。160円ですって。安い。。 財布を出して小銭を数えていたら、となりにいた中学生くらいの男子グループが、なんかいろいろ言ってて40円くれた。紳士!優しい!ありがとう!!と今後の彼らの成長のために精一杯褒めた。
出口の場所に戻ったら、なぜか私は血球のウエスタンブロットをはじめる。赤血球がリアルに見えて、ゲルの中に流し込んでいた(ほんとのウエスタンブロットはそういう手順ではない)。心臓血管系の勉強を詰め込んでやっているからだろう。人がどよどよと出てきて、ウエスタンに夢中の私のトレンチコートの裾を指でさらさらとさわっている人がいるのには気づいていた。 後で見たら、なんと油性マジックで、「濃」という字と、四角形の図形で中が黒から白へカケアミでグラデになっているものが描かれていた。またもや、なんじゃこりゃ。指で何かをなぞっているだけかと思ったら、書いてたとは。しかもベージュのトレンチだったよ。濃くないよ。夜10時だったのでさすがにもう終わらないと思い、切り上げる。
帰ろうとして厚手のコートを中に忘れたことに気づいたが、ショッピングモールの中はもうしまっている。外は寒いのに! すると、違う団体があらわれて、忘れ物らしき分厚いコート(私のではない)を持っていた。明日返しに来るから私に貸して、と言って、貸してもらった。またエレベーターに乗るのも怖いので、秋葉原駅まで歩いてそこから電車で帰ろうと思った。秋葉原駅周辺は眠らない街で、びかびかにネオンがついた建物がたくさんあって、アイドルが踊っていて、きらびやかだなーーと横目に見ながら駅へ向かっていた・・・
トレンチコートのあたりから、これは夢だな、とわかったパターンだった。だからといって自由に動けるわけではなかったんだけど。この頃のいろいろを脳が整理したかったんだろう。両国から秋葉原の地理なんて全く知らないのに、今地図で確認したらけっこう近かったという驚き。妙だったけど、おもしろかった・・・。