4.23.2026

『そばもん』/山本おさむにハマっている…!

風邪から回復して元気になってうれしいーー!

認識しているはずだが、無くして一層わかる健康のありがたみ。

起きている(座っている)体力もないので寝てて、本を読んでいたのだが…

こういう時、スマホは目が疲れるから、紙の本がありがたい。

図書館で借りている

『そばもん』/山本おさむ 

にハマっている。

主人公の矢代稜。9巻には親戚の子エリカちゃんも。

江戸そば職人の矢代稜が、東京や全国各地を旅しながら困っている蕎麦屋さんを助けたり、そば会を開いたりする。その地域での個性豊かな人々との出会いとともに、そば作り、汁作りまで詳細に解説してくれて、そばにすごく詳しくなれる! 

  • 「そばの3たて」…挽きたて、打ちたて、茹でたて のそば。そりゃもう最強においしいでしょう😋
  • かけそばは汁を濃く作る。盛りそばは普通の濃さ。汁そばは汁を飲むことを考えて薄めに。
  • うまみはグルタミン酸とイノシン酸が出会うことで出る。鰹節はイノシン酸があるがグルタミン酸はない。醤油、昆布はその逆。関東では鰹節と醤油で汁を作るが、関西では昆布と鰹節少々、薄口しょうゆ。だから関東・関西で出汁の味が違うしそば汁の味も違う。

そういえば母が、「若い時(30~40年前)初めて東京に行ったら、そばの汁が口に合わなくて衝撃だったわ~」と言っていた。西日本の出汁の味に慣れていたら、醤油の濃い関東の出汁にはびっくりだろう。逆に、毛利小五郎が大阪に行ったときうどんをすすって、「味がせん…」と言っていた。(漫画だけど笑)

そばって、食文化って、奥深いなーー。

いやきっと、こういう奥深い世界が各食べ物、各分野にあるんだろうな。

全然知らなかったことが見えてくると、日常生活がとても面白くなる。全ジャンルでこういう漫画描いてほしい。

矢代稜は見た目は両津勘吉に似ているが(二人とも「りょうちゃん」と呼ばれているし)、性格はだいぶ違っていて…。仕事はできるしきっぷがいい。ビシッと言うときは言うが情に厚い。という。

で、こういう人は女性が放っておかないわけだが、この漫画に恋愛要素が一切ないのもすごく読みやすい理由で。私が読んだ9巻まででも、矢代稜に惚れる女性は何人かいたが、そういう人のアプローチや色気攻撃には、困ったようにそそくさと逃げる稜ちゃんであった。

矢代稜は恋愛話に限らず、どんな話を聞いても何が起こっても冷静で、「私だったら感情的にすごく反応してしまうだろうな」と思う所でもひたすら顔を向けて話を聞いていたりその場にいたりする。そういう反応もありなんだよな、と思った。

毎回登場人物が違うので、矢代稜に惚れた人が彼をしつこく追いかけることもないし… なんというか、そばのことを語るのが主な目的、となっている漫画なので読みやすい。恋愛要素があると、怒ったり困ったり悲しんだりする人が出たりするし、そばのことそっちのけになっちゃいかねないしな…。

思えば自分、共感を重視するあまり、ちょっと大げさに感情的に反応したり返答したりしていたところもあったかもなー。と自分を振り返る機会にもなった。冷静に冷静に。一歩引いて、自分も含めた丸ごとのこのシーンを観察する、という俯瞰視点があると、自分の感情にも、他人の感情にも巻き込まれないで済むのではないかと思った。

しかし女性も登場させて人口バランスを取るのはさすがというべきか、矢代稜の親戚の子、「エリカ」はちょくちょく登場する。高校を中退してそば屋でアルバイトを始めた子で、ブログをしてみたり稜ちゃんに質問したりおごらせたり(笑)して、話に幅を持たせている。

面白いー。続きを読むのが楽しみです!!


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