所属している合唱団で、夏の合唱コンクールの出場取りやめが決まった。
この間の合唱祭で、指揮者の先生から「コンクールに出るレベルではない」とはっきり言われたそうだ。確かに、私は入ったばかりだから特にそうだけれど、全然音が取れなかったし、ハモっていなかった。暗譜でもなかったのに。練習で感じたほどの一体感は、本番では味わうことができなかった。
大部分の会員の方々は、無理をして今から一か月コンクール対策をするよりも、定演に向けてしっかり準備をした方が妥当だと考えていた。私もそう思う。週に一、二度の練習ペースでは、そんなに歌いこめないだろう。コンクールで評価されるようなレベルになかなか達せないことに、焦りやいらだちも感じてしまうだろう。楽しんで歌を歌おう、と集まった社会人団体なのだから、それでは趣旨からはずれてしまう。
皆さんも本業があるのだから、合唱に全力を注ぐわけにはいかないのが現状である。コンクールに出るという具体的な目標を持つことは大事だけれど、今回は見送った方が良いと思った。でも、初志貫徹すべきだという意見も根強かったから、決してこれ以上レベルを落とすことなく、定演で素晴らしい合唱をしたい。無理のない範囲で、練習に力を入れたい。
むずかしいなあ。
社会人サークルって、趣味程度なのか本格的にコンクールに出たいのか、が個人によって違うから…。いい息抜きに、と考えています。
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