私が本当にやりたいのは通訳と翻訳だって気づいてからこっち、来年から働くのは本当にこの会社でいいのかなという思いが頭をもたげていた。研究がそんなにやりたいわけではなくて、研究成果を英語で発表したり、実験について英語で議論したり、資料をつくっているほうがずっと楽しい。もっともっと勉強したいと思う。だから、会社に入って英語を使う頻度が急低下するのが非常に惜しい。田舎だから、福岡みたいに国際交流とか活発ではないし。
そんな折に相談してみたのが今日あった友達で、彼女もいろんな仕事を経験していて、将来は保育士になるという夢がある。彼女に聞いたのは、どんな仕事も無駄じゃないということ。そして、とりかかるのはいつからでも遅いということはない、ということ。自分が昔やっていた仕事のなかで得たことは、のちのち必ず役に立つんだって。単調作業さえも、ああ、ここにつながるんだ、ということがあるんだ、と。それは本当に何年後かはわからないけど、でも、今やりたいことと直接結びついていなくても、それは無駄ではないって。何年か働いてみて、傍らで専門学校とかで翻訳を学んでもいいと思うって。その人の友達で、薬学部でて薬剤師になったけど、医学部に編入して今実習中という人もいるらしくて、その人が医学部で学ぶことは薬剤師の知識が非常に生かされているんだって。医者は薬の名前を覚えるのが苦手らしいから、その時点でかなりのアドバンテージがある。医者になりたいと思って、努力して、それまでやってきたことの中で生かせるものってたくさんある。そう、経験がほしいと思って、四年で就職の道を選んだんだった、と思い出した。
少し気が楽になった。
内定でてから、働き始めるまでの期間が長すぎると思う…いろいろ悶々とする時間を与えないでいただきたい(苦笑)。
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