たまーに実験で微生物を扱うと、すごく面倒くさいと感じるようになってしまった。
培地作るのが大変…。
植えるのも無菌環境下で、神経遣う…。エタノール注ぎ足されてないし。
植えたら温度管理も大変で、コンタミしないようこれまた注意深く見守らなくてはいけない…。
手間がかかる割にデータのバラつきが大きい。生き物ですから。
よく、やってたな…学生時代。
先輩が、「微生物系の研究は大変だよ、あいつらに時間を合わせなきゃいけないからね」と言っていたのが忘れられない。例えば8時間培養後にサンプリング、活性測定だったら、朝植えて夜測定、もしくは夜10時に植えて朝6時開始。なんて…。
今大麦を扱っていて、自分の好きな時に好きなところまで分析を進められるから、非常に助かっている。そのため微生物のために時間を合わせるのが慣れない。もちろん、大麦でも、栽培するフィールドワークになると、当然植物の成長に自分の行動を合わせるのだが…。なかなか、生物を扱う実験は大変だ。理論系とか、数学系とかは、実験がないからまた別世界。でも彼らは彼らで、一日中パソコンの前に座っていなければならないという別の問題を抱えている。うーん、仕事は簡単ではない。
No comments:
Post a Comment