12.17.2025

御伽の国、ラコリーナ

滋賀県内で最も来訪者の多い観光地(本当かな!?)、ラコリーナにも行ってきました!ここも、バスの時刻表をしっかり見て行かないといけないところだった…。

クマザサが一面に整えられて迷路みたいになっていて、アリスのバラの迷宮を思わせるような作りの正面。からの、茅葺きのような不思議な建物。そこが玄関兼お菓子屋さん(右側に洋菓子店、左側に和菓子店!)で、その中にはさらに大きな庭が広がっていて、田んぼもあって、周りを囲むようにフードコートやカフェなどが点在する。公園というには大きすぎる、遊園地の一角のようだった。
山が借景になっていてとても素敵だった。よくここにこんな施設を建てようと思ったな〜。先見の明がすごいと思った。駐車場も広いし、けっこう長居しても飽きないし、お土産も買えるしなかなか良いところ。カフェもお店もとても素敵だった!





中庭!


ほんのりあたたかいバウムクーヘンはふわふわで美味しかった! 普通のクーヘンよりも卵が多く柔らかい気がする。


地元の人たち?が作ったものも売ってたり。

和菓子の木型コレクションがあり、なかなかの見応えだった。


お正月用の注文商品もあり。アップルパイの目出鯛…!




12.15.2025

『つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本』/根本裕幸



根本さんの本を全巻読破しよう!のコーナー。

今の自分には、嫉妬心はあまり無いと思うけど、昔はすごく留学したくて、留学・海外勤務している友人たちが本当に羨ましかった。彼らのキラキラしたSNSを見たくないと思ったこともあった。そんなことを思い出した。「私も留学したい…けど、だって…、どうせ…」と、素直に認められなかったし、無力感、敗北感を強く感じていた気がする。そんな時のことを思い出しながら読みました。

嫉妬する相手と対象は別。だから、嫉妬を感じたくないあまりにその人と距離をとっても、また同じ嫉妬の対象を持つ人が人生に現れる。

嫉妬する対象は、自分が本当は欲しいと思っているもの・本当は手に入ると理解しているもの。

嫉妬は、「うらやましい」+「ネガティブ感情」。

ネガティブ感情:無価値感、無力感、劣等感、罪悪感、怒り、嫌悪感、不安、恐れ(抵抗)、不信感、競争心、独占欲。←これらに向き合うことが本質。

ネガティブ感情への向き合い方
覚悟と根気が必要。時間がかかるかもしれない。できることからでOK。
1️⃣ 自分で自分を認めてあげる。
● 他の人の魅力的だなと思う所を挙げる。それは自分の魅力であることも多い。自分の魅力や価値を、自分で認めてあげよう。
● 誰かのために頑張った自分を、まずは自分で認めてあげよう。
2️⃣ 愛されている!と実感する。
● 他の人に、してもらったことを書き出す。
● 両親が自分を愛してくれた証拠を探す。
3️⃣ 自分の感情に責任を持つ。
● 「嫉妬を覚えるのはこの人のせいだ。環境が悪かったからだ。親が悪かったからだ」と他責にするだけではなくて、自分の感情として、自分で処理する。
● お恨み帳(怒り、恨みつらみを書き殴る、誰にも見せない吐き出し帳)を書く。
● 投函しない感謝の手紙を書く。

嫉妬する自分を認めてパワーに変える3ステップ🐾
1️⃣ 私は「何に」嫉妬しているのだろう? →そこから「本当に欲しいもの」が見えてくる
2️⃣ 「私は、◯◯が欲しい」と言葉にする。口に出す。その時、惨めさや無価値感、自己嫌悪が出てくるかもしれない。それも感じて、吐き出す。「◯◯が欲しい」と素直に認められると、心は落ち着く。
3️⃣「私は、◯◯を手に入れられる」と口に出す。魅力なら、「私にも、◯◯という魅力がある」など。手に入れられる、と思い込めれば、そこから言動が変わる。行動が変わる。世界が変わる。

嫉妬に振り回されずに自分を保つ3つの手法
⭐️自分軸を持つ。「人は人、自分は自分」
⭐️自分をそのまま肯定する。「嫉妬しちゃうよね、しょうがない!」
⭐️自分を、大切な友人のように扱う。鏡のイメージワーク:ただ、鏡に映った自分に「OK」を出して、抱きしめてあげる。


すると、「もっと自分らしく生きたい」という思いが生まれてくる。
  • 自分は本当は何が好きなんだろう。
  • 自分にとって「自然体」とは何だろう。
  • 自分の魂が喜ぶ生き方って、どんなだろう。
そこで、自分の思いに正直に行動できるようになり、他人の言動が気にならなくなる。


*       *       *

確かに確かに、と思いながら読みました。
自分が欲しいものを素直に認めるだけで心が落ち着くっていうの、不思議だなーー。自分に嘘をつく(本当は欲しいけど、欲しくないと思い込む、認めない)っていうのがいかに心の健康に良くないかを示している気がする…。




12.14.2025

近江八幡駅から終点までバスに乗ってそれから808段の石段を登る長命寺。

…と一息で。なかなか遠かった、長命寺。バスの時刻表とにらめっこしながら。808段の階段はなかなかだったなー。しかも、「あと何分」とか、「今◯◯段」とかいう表示が道中に全く無いので、自分が今どこまで来ているのか、ゴールは近いのか遠いのか、全くわからない。それってでも、人生そのものだよなあと思えた。前もって、「今ここくらいまで来ているよ」「次はこれが起こるよ」って前もって分かるなんてそうそうないから。そう教えてくれている石段なのかもしれない。

ともかくも、頑張って登った甲斐あって紅葉は美しかったし、素敵な境内だったし、琵琶湖が見えるスポットまであってとてもよかった! 

ここは先月、琵琶湖ビエンナーレという芸術祭の展示会場ともなっていたから、ここまで作品とかを運ぶのも大変だっただろうし、見に来る人も大変だっただろう…😅 秘境。でも、俗世間と隔絶された感を感じるためにたまに訪れたいお寺。 
















長命寺バス乗り場の近くの波止場。漁船がたくさんあった。ここで漁をしたり、湖畔で生活している人がいるんだなー





12.07.2025

最高級色鉛筆、ファーバーカステルポリクロモスに感動した話

祖父母の家のカレンダー(無地)をデコるため、12月に24枚ほど色鉛筆画を仕上げている。で、ずっと、トンボの色辞典とファーバーカステルクラシカルを使っていた。特にクラシカルの方は、とにかく塗りにくいし混色しにくい(すぐテカる)し、手が疲れる…。と長年思っていた。

色辞典の方は1本100円くらい。クラシカルは1本50円くらい。

で、一生使うものだし、アップグレードしても良くない?と思い。世界最高峰のファーバーカステルポリクロモスやプリズマカラーを一本ずつ持っていて、塗り心地が別ランクだということは知っていたので。ちなみにポリクロモスは単品で買うと1本400円くらい。セットで買うともう少しお安いけど。

で、ポリクロモスの60色をメルカリオークションで落札した!! 終了時間10分前の攻防などあり、私にしては攻めた…。中古品(でもほとんど使用してない)だったのでかなりお得に買えた。しかもふるさと納税した際のポイントも使えたので、実質2000円くらいで入手できてしまった…!さすがに興奮しましたわ。

さて、ポリクロモスさんの実力はいかに。

もう、ヤバかった。別格でした。分かってはいたけども、改めて。滑らかすぎる。気持ち良すぎる。混色し放題。細かいところもベタ塗りも、自分のやりたい表現に応えてくれる。これが世界最高峰の色鉛筆の実力かーー。ううむ…脱帽です。その日の日記には、「ぎょえ〜なんじゃこりゃーー!」と書かれていた(原文ママ)。

なぜもっと早く使わなかったのか…?低いクオリティの色鉛筆に半額出すぐらいなら、全額出してこれを買ったほうが長い目で見てお得であると思った。そんなに減らないからほぼ一生使うし、質が良くて、描いててハッピーになれるほうがいい。この描き味だったら、もっと描こう、練習しよう♫って気持ちにもなる。

何でもそうかもしれないけど、あるレベル以上に達すると、そこから先は使う道具に育ててもらうものなのかもしれない。バイオリンを弾いてた友達にこの話をすると、「楽器が自分を育ててくれるっていうのは確実にあるね。ただ、あまりに高級すぎるバイオリンは全く鳴らせないこともあるので、少しずつアップグレードしていくのも大事だと思うわ」と、バイオリンならではの面白いお話も聞けた。自分の何万円かのバイオリンは鳴らせて、何百万円のは鳴らせないって不思議…同じ楽器なのに。少なくともピアノではそういうことはないだろうから(高級ピアノでも音は出せると思う)、面白かった。ともかくも、いい道具を使うことで叶うレベルとか、上達度合いって、あるのかもしれぬ…。

重ね塗りが気持ちよすぎて、頭の中では「重ねられてゆく〜重なってゆく〜重ねられてゆく〜」(合唱曲『雪の日に』)が頭の中で流れていた…。

もうこれを知ったら、下位の色鉛筆には戻れぬ…。色辞典はまあまだいける、と思うけど。


写真で見ると、芯のテカり方がもう違うんだよな。安いほどテカってて、ワックス?などの溶剤が多く、顔料が相対的に少ない。ポリクロモスは顔料が多くてマットな感じ。配置を変えて写真を撮っても同じだったので、光源の当たり方の問題とかではないと思う。


試し塗りがこちら。スキャナだから解像度的にも限界あるけど、違いがわかる。特にクラシックは、最初から混色とか想定されていないことが見て取れる。Hの鉛筆に色がついた感じ? ポリクロモスは、色の粒が細かい気がする。重ね塗りがやっぱりとてもやりやすい。色辞典も、2色なら重ね塗りOKだけど、それ以上となるとテカってできなくなる感じ。いい買い物でしたわーー


「ポリクロモス」って、偽物があるから要注意な気がする…。違う色鉛筆セット(品質は不明)なのに、意図的に同じ名前にして誤解を誘っているやつ。

「ポリクロモス」という単語自体は、「多くの色がある」っていう意味の1つの汎用単語だから、いろんな色鉛筆の製品名としてまかり通っちゃう。商標取ってるのかな。「プリズマカラー」とか、2単語以上を繋げたり、造語を使ったりすると独自性が出せて、商標を取れる気がするのだが。。。

ともかくも、このファーバーカステル社の高級色鉛筆「ポリクロモス」以外にも、「色いっぱいあるよー」という意味で「ポリクロモス」という名前を冠している他の色鉛筆セットが存在する。ご注意あれ!

12.05.2025

初めて「Dr. xxxx」と呼ばれて研究のアドバイスを求められた日。

京都大学の学祭といい、京都大学元教授がやっているカフェに行って、大学院生やりながらカフェのバイトしている人と、常連の数理学分野の教授と、濃~~~い話をした先日といい、何やら学術分野の動きが激しい今日この頃。

軌を一にして、全然知らない人からメールがあり、「大学院生やってます。あなたの研究論文の一つのやり方と同じ方法で実験したいと思っています。詳しい話を聞かせてくれませんか」のような内容が。

「Dear Dr. xxxx」で始まるメールに、ちょっと驚きつつ、くすぐったい気もしつつ、襟を正すような思い。

うちの雑誌に投稿しませんかーみたいな宣伝メールでは、「Dear Dr. xxxx」っていう呼び方は常套句。でも、それは単に論文を書いたことのある人全員をそう呼んでいるわけで、博士号を持っているかどうかは関係ないのであった。

だから、本当にその人は、Dr. xxxxとしての私に相談してくれているのだなと思ったのです。


企業で働きながら博士号を目指そうとしているようで、同い年くらいじゃないかと思った。いろいろ人生経験ありそう。企業にいるから、設備や人材などいろいろ制限があって、その中で大学の博士課程。すごいなあ。長い期間がかかっているけれど、ぜひやり遂げてほしい。きちんとしているし、どっしり構えているし、自分の限界を見極めて、助けを求めることもできるので、大丈夫そうだなと思った。

人の印象って、けっこうこの短いやりとりで分かるもんだな。メールの文面とか、返信速度とか、話し方とか、人の話をちゃんと聞けるとかで。多分彼女はいろいろな人の力を借りながら良い研究をして学位を取れそう。


カフェをやっている京都大学元教授も、教え子がたくさんいて慕われてて、そのカフェによく学生が相談にやってくるなんていう話を聞くとほっこりする。同時に、「自分はそういう後進を育てるっていう事に関われていないなー」なんて思ったりする。でも後進を育てるってのは多分私の理想なだけ。やりたいか、好きかどうかではなくて。

この二つの欲求(好きだからやりたい vs. できたら利益になるからやりたい)は似て非なるものだと思う。同じ行動をするにしても、理由が違う。

好きだからやりたい = 後輩を指導するのが好きだから、楽しいからやりたい。魂が喜んでる。ていうかもうそういう機会をちょこちょこ見つけてはやってる。

と、純粋に好きだからやっていて、おせっかいも焼いちゃう、のようなのと、

できたら利益になるからやりたい = 後輩を指導するのは、キャリアの面でもプラスになるし、年齢からみても当然だし、みんなが通る道だし、ある意味義務のような気もする。できたらかっこいいし、後輩が立派に育ったらやり甲斐を感じて、そんな自分を褒めてあげたくなるかもしれない。自信になるかもしれない。

っていう、打算が先に来るやつ。


実際問題、私は教えることは好きじゃないし、指導には向いてないと自分で思っているし、敢えてやりたいと思っていないから、たぶん打算なだけなんだろう。もちろん、真摯に具体的に、研究で困っていることを相談してくれれば、教えられることは教えるし全力で助けるけどさ。なので、私は私が心地よいやり方で、1人でも2人でも、質問してくれた人の課題解決を手伝うくらいが負担にならずいいんだろうなーと思った今日この頃。






12.04.2025

霧深きミシガンクルーズ…またリベンジしたいですわ

大津港から出港する琵琶湖遊覧船、その名も「ミシガンクルーズ」に行ってきました!……が、まさかの霧で真っ白でほぼ何も見えない状態。。。。

乗務員の方も「こんな霧は10年乗ってますが初めてです」と言ってたけど。ホントかな?たまにあるけどお客さんをガッカリさせないために言ってるんじゃないかな?と思ったけど、滋賀県出身の友達曰く、早朝ならともかく大津でそんな霧見たことない、らしく…本当のようでした?


湖の上に浮かんでいる!

まさかのミシガン。ミシガン州と滋賀県は姉妹県州なんだって。
う…霧が…。




船内では音楽ショーがあった!

ミシガンドッグ。湖魚ふらいがはいっていることを期待したのだが、品切れらしかった。残念。今は漁の季節ではないのかな?

このトリックアートは面白かったな。
水をかいて前に進む、回転板。
霧で真っ白だった…
五里霧中とはこのことかー




12.03.2025

南禅寺からの哲学の道、紅葉秋散歩

久しぶりに、南禅寺ー蹴上ー哲学の道散歩しました!

紅葉が美しかった〜絵の具の原色のような真っ赤なのとか、赤、橙、黄のグラデーションがきれいなものまで!今年は早かったな、例年通りかな?去年が遅すぎて。

秋でしたわ🍁