もはや定番となった、シンガポールでの乗り継ぎ。7時間くらいあるので、フリーツアーに参加したり、ガーデンを見たりとさまざま。写真4枚目のラッフルズホテルというのはシンガポール一の高級ホテルで、マイケルジャクソンやチャップリンが泊まったとか。一泊何百万円の世界。。
今回のトランジットと前後して、シンガポール建国の父と言われるリークワンユー首相の訃報が入ってきた。シンガポール人の友人は皆悲しんでいたし、国内の何か所かに献花台ができて多くの人が訪れていた。今は非常に安全で経済的にも豊かなシンガポールだけど、1965年にマレーシアから独立してからは政治の腐敗、ギャングなど問題は山積みだった。それらを解決したのがリー首相だった。独裁政治という批判もあるが、少なくともシンガポール人の多くは、彼に感謝している。若い世代にここまで悼まれ、悲しまれる政治家もなかなかいないと思う。
確かに小国でありながらここまで繁栄しているシンガポール。それがたった一人の首相の力量だと思うと驚異的だ。実際、教育水準を見ても、GDPを見ても、先進国と言って差し支えない。多民族国家でありながら各民族がそれぞれの文化を大事にしながら共存している様子は、小さい国だから可能なのかもしれないし、大きな政府があるからでもあるし、教育のたまものでもあると思う。
No comments:
Post a Comment