Thoughts and notes of a researcher in plant genetics and nutritional epidemiology in Japan and the U.S. with a wide range of interests - choral activities, photography, nature, travel, and drawing. L'épanouissement personnel means personal development and fulfillment. Still in the middle of it, enjoying the process. 農学部、酒類企業研究員を経て、米国ミシガン州立大学で博士過程を卒業後、植物遺伝学と食物疫学の研究に片足ずつつっこんでいます。趣味の合唱、自然観察、旅行、写真、絵描き、国際交流など、いろんな記録です。L'épanouissement personnelは自己研鑽、実現というような意味です。生涯に渡って一緒に旅する人生のテーマ。
2.29.2024
2.27.2024
突然の…。
2.26.2024
雨上がりの月光浴 Clair de Lune
It rained all day yesterday, so I stayed at home. I hadn't planned on taking a walk at all, but when I went outside at night just to take out the trash, my feet started moving as if I were being pulled in by the moon. The air after the rain was so refreshing. It was moist and calm, cool but not biting cold like midwinter. And there was the shining, radiant full moon. It sparkled beautifully in the clear post-rain sky, not completely dark but tinged with blue, typical of just after the night had fallen. It felt like seeing a gemstone of the moon, gently placed on a navy blue velvet tablecloth. The stars twinkled just as bright as the moonlight. The scattered clouds were also lovely. Short buildings of Kyoto makes the sky high and amazing. It is the best. It is truly the best. It makes me feel so happy and fulfilled. It inspired me to draw for the first time in a long while. Basking in the moonlight, serotonin must've been overflowing in my body! And a bonus was that I came up with a good short story for my cartoon. Nice.
2.25.2024
Kyoto Rare Tea Bar + Garden Lab
2.24.2024
「半分、減らす。」/川野泰周
仕事、情報、消費、食事、を減らす。現代人はそれらが過多すぎる。
仕事のし過ぎは鬱、過労、さまざまな病気に繋がって、いいことはない。
「スマホ脳」の本でも書かれていたが、今は、情報過多の時代で、ずっと情報を仕入れていると脳が休むヒマがない。
そして、食べ過ぎも病気につながるし、食費もかかる。そして食材を買いすぎると食品ロスになる。
消費も、本当に必要かどうか吟味せずに、とりあえず、「買って手に入れる」という行為そのもののために消費していることもある。
なので、それらを減らしたら精神的・時間的・金銭的に余裕ができ、心が豊かになる。
半分にする、という意気込みで減らすよう努力すると、30−50%程度は減らせる。
確かに、時間に余裕があったら…と考えることは多い! 余裕は作るもの、でもあるけれど。
「やらなくて良かったリスト」を作る、というのはすごく良いアイデアだと思った。「やりたいこと」が得てして注目されがちだが、やらなくて良かったことにも、立派な価値がある。書き出すことで、やらなかった=満ち足りなかった、ではなくて、やらなかった代わりに得るものがあって、それをちゃんと認識できる。
例えば、「衝動買いしそうになったけど、一旦帰って、冷静になって考えたら、似たような物を持っていたことに気がついたので買わずに済んだ。」「ご飯をお代わりしようと思ったけど、やめたら、胃もたれがなくなって、残りを明日の分に回せたので時間も節約できた。」「気が進まない飲み会を断ったら、夜をゆっくり過ごせたし、会費5,000円が浮いた。」など。やってみよう!
何かで読んだが、「お店に行ってもその日には買わない。一晩あるいは一週間待って、それでも心に残っているなら買う。」と。確かに!お店には誘惑がいっぱい。冷静になって、自分の家を見て、どこに置くか、いつ使うか、その価値が本当にあるのか、をよくよく考えるのは大事だと思う。
著者の川野さん、精神科医・禅僧 という肩書。どちらも取るまでにすごく時間がかかるのに、両方持ってるのがすごい…!
インスタでも読んだ、そういえば。「やりたいことをやる前に、『やりたくないことをやらない』、というのがすごく大事。自由って大事。『何をする』ばかりが強調されるのは、マーケティングだから。物が売れるから。週5日我慢して働いて、週末に高級ホテル行って散財しても、それは2日間だけ。月曜日が憂鬱でしょうがない。低ストレスの仕事で、安い給料で、すき家に行って格安ホテルで良い。し、何ならストレス解消のための消費なんてする必要がない。どちらのライフスタイルが幸せか? テレビを見ず、SNSも見ず、ショッピングモールにも行かず、自分の心にただ問いかけて見たらきっと分かる。」Less is More!
2.19.2024
梅小路公園!
2.18.2024
モネ展 中之島美術館 100% Monet, Nakanoshima Art Museum
行ってきました!! オープン二日目、連休中日ということもあり、ものすごい人出。モネ人気をなめてましたわ。進まない列を、押されながらも、じっくり鑑賞。印象派と称される以前の、わりとリアルな絵を描いていた時代がモネにもあって、面白かった。初夏のセーヌのほとりのパリの様子を描いたものも素晴らしかった。
「100%モネ。」という、一人の作家に的を絞った展示は珍しい。モネの人生と、その時々に描いた絵とを、比べて考えてみても面白い。こういうのって、後世の人がする後付けっていうだけかもしれないけれど。フォーレも、両親が相次いで亡くなった時にレクイエム(鎮魂歌)を書いて、「両親に捧げるものか」、とか、「だから、その当時普通だったレクイエムの重厚で悲哀に満ちた形式から軽く明るめな形式にしたのか」とか、外野からの憶測はたくさんある。しかしその意図は、フォーレ本人のみぞ知ることである…。
閑話休題。企画展ショップも、行列がずらーーーーっと、階段の下まで。これはちょっとむり…という感じ。たいていのグッズはオンラインショップでも買えますってよ!!
都会だけど、中之島のあたりは空も大きく見えて気持ちいいなー。
Went to the Monet exhibition taking place in Osaka now. There was an incredible turnout as it was on the second day of the opening and during the holiday weekend. I underestimated the popularity of Monet. Despite being pushed by others while in the non-moving lines, I took my time to admire the artworks. It was interesting to see Monet's earlier works, which were relatively realistic before he was dubbed an Impressionist. The ones depicting early summer scenes along the Seine in Paris were also magnificent.
An exhibition like this is rare which focused solely on one artist, titled "100% Monet". It's intriguing to compare Monet's life with the paintings he created at different times. It might just be hindsight from future generations, but there are plenty of speculations from outsiders which try to relate artists's thoughts, circumferences, and their works. Like when Faure wrote a Requiem when his parents passed away one after the other, people wondered, "Was it dedicated to his parents?" or "Did he opt for a lighter style from the traditional solemn and mournful Requiem of the time because ...?" However, only Faure himself knew the true intention.
Anyway. The exhibition shop also had an extremely long line stretching all the way down the stairs. It felt a bit overwhelming, so we did not join the line. Most of the goods can be purchased online too!
The area around Nakanoshima is urban but feels refreshing with its wide open skies.
2.17.2024
ある出版社からの出版【依頼】が来た話
別のブログにこんなメッセージが来た。要約するとこんな感じ。
「出版社XXXXの編集部XXと申します。今回、「自分らしく生きる〜豊かな人生を送るヒント〜」をテーマとした内容の共同出版を計画しています。Lillyさまのブログを拝見し、興味を持ちました。弊社では、出版後のサポートを重視し、著者との協力関係を築きたいと考えています。審査があるため確実な出版を保証できませんが、まずは軽いインタビューを希望しています。ご興味がありましたら、テレビ電話もしくはお電話で30分~45分のインタビューを行い、後日具体的なイメージを共有したいと思います。金額の一部負担や審査もあることをご了承ください。」
ほおお、金額の一部負担とは如何なるものか、と思い。まあお話だけ聞いてみることにしました。説明された内容は、
- 形態は自費出版(数百万円)と商業出版(著者には印税が入るが、内容は出版社の意向が多分に入る)の間。
- つまり、共同出版。自費出版よりも安価で、かつ、出版社のテーマはあるが、書く内容は著者の自由。
- 「金額の一部負担」は、50−60万円。(!)
- 本の単価は1500円くらい。印税は10%が著者に支払われる。
- アマゾンで、電子版もしくはオンデマンド印刷(注文があってから印刷、発送する)。
- 本屋には流通しない。
- だから大量在庫があって返品分を著者が買い取らなければならない、なんていうことにはならない。
- しかし、だから、多分そんなに数は売れない。稼ごうというよりは、自分のビジネスを広げる足しになれば、とか、自分の名刺代わりになるという機能のほうが大きい。
- 著者どうしの交流会がある。
- このXXXX社は本を関係各所に寄付したりしている。
などなど……。
ピンときました。これは、私がお客さんという形のビジネスですね。
出版社は元手ほとんどナシで、著者さんに書いてもらい、お金まで出してもらえる。出版社がやることといえば、本が書けるまでに定期的に「打ち合わせ」なるものをしてスケジュール管理とモチベ維持をして、原稿が出来たら誤字脱字チェックをして、アマゾンにアップロードするだけ! 著者さんへのサービスはあるが、出版した本のマーケティング策については薄い感じ。本を売り込んではくれないようだ。それはそうか。著者から既に巨額の出版料をもらっているのだから、売る積極的な理由はないだろう。
著者はといえば、本一冊分の原稿を書いて、そして、出版料50万円を払う。50万円の元を取るためには、印税10%で単価1500円の本を売ると、3000冊売れなければならない。出版業界、普通の著者でも、何千冊も売れることは珍しい。1万冊行けば、昔で言う「ミリオンセラー」である、という情報は、ちょっとググれば出てくる。執筆にかかった時間を時給にして、その分を取り戻そうと思ったら気が遠くなる。
生産コストを生産者にほぼ丸投げ、自社はマネジメントだけして、「本を出した」という実績を著者に買ってもらう感じ。なんというか、こんなビジネスモデル、よく思いつきましたねえ!という感想…。だけど、よく考えると、科学論文の雑誌もこれと同様である!私達研究者が論文を書き、それを掲載料を払って出版してもらう。そう考えるとそんなに不思議でもないのか…?(って私は自分でその掲載料を払ったことはないが) しかし。50万は高い。その一言に尽きる。
確かに、自分の思想を広げたい!とか、自分の考えを一冊にまとめたい、そして、それをコーディネートしてくれる人がいたら嬉しい!という人には嬉しいサービスだと思う。本を書いた、という実績も残るし、出版社の言う通り名刺代わり、そして文章力の証明にはなるだろう。
まあ、私は……論文たくさん出してるし、いっか。という感じ。あと、
- 本にすると、そこで完結してしまうから、時代に合わせて更新とかできなくなる。
- ブログでさえ、長いのは読まれないのに、この活字離れの世で、見ず知らずの人がどれくらい読んでくれるか。
- 平均執筆期間の7ヶ月に仕事をしたら稼げるお金…と計算したら、そっちを稼ぎたいと思った。
聞いておけばよかったこと
- ブログを見て、興味を持ちました。と言ってたけど、どの記事が?どんなふうに? と聞けばよかったな。でも、それでしどろもどろの答えが返ってきて、「あー、読んでないな。がっかり。」となるのがイヤだったというのもある。教授とかに話を聞くときも、「これ読んだ?」と聞かれて、いや、読んでないですとは言えないしな。
- どれくらいマーケティングしてくれるのか。(これは経験者曰く殆ど無いそうだ…)
- なぜ、こちらが執筆して、向こうは誤字脱字チェックするだけなのに、50万もかかるのか。
- 費用を安くする方法はないのか。執筆一ヶ月で仕上げるとか。
おこがましいですが、やはり、執筆を【依頼】するなら、原稿料をくださるのが普通じゃないでしょうかねえ……? このメールの件名は、【依頼】になっているけど、【営業】と読み替えたほうが良さそうだ。お金を遣うのは簡単だけど、稼ぐのはとても大変。
しかも最近、アマゾンのオンデマンド印刷なら数万円でできてしまうらしいというのも読んだ。ブログ記事のいくつかを本気で本にしようと思ったら、ちょっと頑張ったらできそうだ。というのもある。まあ、優先順位は低くなるんだろうけど…。
そう考えると、書かれない、口伝でしか伝えられないノウハウとか、格言とか、アドバイスとか、あるんだろうなーー。やっぱり、一番の宝は人脈だな。という、そういう結論になった!!笑!!
2.16.2024
2.13.2024
亜州食堂チョウク
2.12.2024
2.11.2024
「対人援助の現場で使える 傾聴する・受け止める技術便利帖」/大谷佳子
2.10.2024
「たゆたえども沈まず」/原田マハ
フランスに留学し、そのまま留まって、浮世絵など日本の美術品を輸入して売っていたという、林忠正。彼自体は実在人物で、その史実をもとにしたフィクション。
ゴッホ、ゴッホの弟テオ、彼らの周りのフランス人、そして忠正の後に留学してきた、加納重吉(この人物は創作らしい?)らが登場人物で、とても面白かった。
たゆたえども沈まず、というのはパリのことで、幾多のセーヌ川の氾濫にも負けず、たゆたって氾濫が収まるまで待ち、再興してくる街。たゆたう川のテーマは、本作を通じて幾度となく繰り返されていて味わい深い。
ゴッホ(名はフィンセント)とその弟テオの複雑な関係性、テオの仕事への葛藤、フィンセント自身の苦悩、忠正の野望と優しさ、重吉の純粋な人柄など、感情の機微の描写が細やかで素晴らしい…
そして、自然の移り変わりの描写も。ありありと情景が浮かび上がってくるのだから、文章というのは本当に無限の力を持っている。
以下、引用。
「考えこんでも、どうにもならないことだってあるさ。どんな嵐がやって来ても、やがて通り過ぎる。それが自然の摂理というものだ」
嵐が吹き荒れているときに、どうしたらいのか。ーー小舟になればいい、と重吉は言った。
「強い風に身を任せて揺れていればいいのさ。そうすれば、決して沈まない…だろう?」
* * *
忠正の横顔は、凛として風を受けていた。その瞳は、未来を見据えて輝いていた。
* * *
あんなに強く吹いていた風は、いつのまにか止んでいた。オワーズ川は、西日を弾いてきらめきながら流れていた。
* * *
「日本は私の理想の結婚相手だ。絶世の美女だ。この上もない貴婦人だ!」
「仮に、そうだとして」忠正がさえぎった。
「その貴婦人が、あなたにふさわしいと?」
* * *
* * *
橋の中ほどに佇むふたりの影が、宵闇に沈んでいく。セーヌは滔々と、とどまることを知らず、橋の下を流れ続けている。
2.09.2024
「幸せになる勇気」/岸見一郎・古賀史健
2.08.2024
ベトナム料理コムゴン。
コムゴンにハマりそうですわ…
美味しい! ランチメニュー全制覇してみたい!
次はまぜそばを食べてみたい!けどもう少し暖かくなってからかなー
今だとどうしても温かい汁物を頼んでしまいがち。
2.07.2024
Micasa & Deco Kyoto でランチ再び。
今度は坪庭が見える席が取れました! 開店前から行列だったのでびっくりした…! 人気店。今回はパンケーキも食することができて満足…ミルクティー味。ふわふわでした!
My second time to visit here. I managed to get a table with a view of the tsuboniwa (courtyard) this time! I was surprised because there was a line even before the restaurant opened! It's a popular place. I'm glad we got to share a lunch plate and pancakes too. I'm satisfied... The pancakes were milk tea flavored. They were jiggly and fluffy!
2.06.2024
節分の豆と恵方巻! Change of celebration with sushi rolls
2.05.2024
吉田神社の節分行事。
吉田神社の鬼遣らい、見に行ったけどすでにすごい人だったので山の方から鬼が出てくるのと、掛け声が聞こえただけ…。 でも、久しぶりに友達と出かけられて楽しかったし、屋台でご飯なんかも久しぶりに食べた! もつ煮込み、箸巻き、わかさぎの唐揚げ、美味だった…!
京大周辺は、独特な雰囲気。