2.27.2026

反抗期は「健全な成長過程」ではなく「親の未熟さ、至らなさに子どもが気づいてしまったから」説。

会ったら毎回深い話ができるお友達と再び語り合えた!心理学など知識のある人だし、聞き上手だし、ユニークな経験をしているので話もとても面白い。

今回は、反抗期について。

反抗期は「子供が大人になるための健全な成長過程の一つ」と考えられているけれど、それって本当かな?っていう話。

子供が親に反抗するのは、自分を尊重してくれていない、自分の考えや思いを分かってくれないから、という理由ではないか。だとしたら、反抗期が起こるのは親の未熟さのせいで、子供が必ず通らなくてはならない成長過程ではない。という話になった。

私もその友達も表立っての反抗期はなかった。けれどそれは理性や計算で抑えていただけで、心のなかでは反抗していた。だからそれも反抗期だった。だって納得いかないことがあったのだから。でも私たち二人とも、「反抗しても結局今は親の庇護なしには生きられないのだから、反抗しても無駄だ・その後困る」という冷静な計算があった。

成熟した親なら、子供の成長過程に合わせて、その主体性を伸ばす接し方をするだろう。子供が独立して自分自身の人生を歩んでいくことを喜んで後押しするだろう。自分のことを理解しようとしてくれて、尊重してくれる親が相手ならば、反抗という真っ向からの対立をすることなく、話し合いで解決できるのではないか。親が自分のやり方を押し通したり、多忙すぎて子供に向き合えなかったら、子供としては「理解されていない、愛されていない、尊重されていない」と感じるだろう。そんな相手に従順になれるかと言ったら、子供の情緒ではなれなくても無理はない。それで反抗するのだ。

だから、反抗期を健全なものと捉えてしまうことには危うさがある。親が、子供の反抗を健全で当たり前のことと思うと、自分が未熟なために子供が反抗しているとしてもそれに気づかない。そしてただ応戦したり叱ったりするだけになるのではないか。本質のズレた子育て論になる気がする。

アドラーもフロムも、「愛とは、理解、関心、尊重」と言ってた。まさにそれが思い出される。


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