Thoughts and notes of a researcher in plant genetics and nutritional epidemiology in Japan and the U.S. with a wide range of interests - choral activities, photography, nature, travel, and drawing. L'épanouissement personnel means personal development and fulfillment. Still in the middle of it, enjoying the process. 農学部、酒類企業研究員を経て、米国ミシガン州立大学で博士過程を卒業後、植物遺伝学と食物疫学の研究に片足ずつつっこんでいます。趣味の合唱、自然観察、旅行、写真、絵描き、国際交流など、いろんな記録です。L'épanouissement personnelは自己研鑽、実現というような意味です。生涯に渡って一緒に旅する人生のテーマ。
2.21.2016
モーツァルトな日曜日
モーツァルトレクイエムで始まり、モーツァルトレクイエムで終わっていく休日。
そんな日があってもいいじゃない。
KyrieとDies iraeの2曲はかなり有名どころで、何かどこかで聞いたことのあるような?感じ。
しかしながら音取りの難しさは格別。
ソプラノ、テノールは高音が殆ど叫ばないと出ない。(喉をいためないでね…)
アルト、バリトンはハモリのため音程が異様に取りづらい。
加えて、Kyrieの4分音符、8分音符、16分音符の乱れ撃ち&全くパターン化できないメリスマ。4パートの追いかけっこなので、入るタイミングを計るときに他パートをあてにできない(笑)。強敵ですーー 加えてAllegroなので何が何やら、あたふたしているうちに曲が終わる。合唱の難所を総動員させたようなこの曲ですが、プロがオーケストラとともに歌っている動画など観るとやはり圧巻。この域に達したい。
ピアノ伴奏も難しい。鍵盤を自由に右に左に、動きがダイナミック。
象徴的なエピソードが、先日2回目くらいのKyrieの練習のとき。
ピアニストの方は才色兼備でどんなに難しい曲でも難なくこなして、スムーズな練習の影の立役者となっているのだが、この時ばかりは、Kyrieの終局部分の演奏を追われるような気迫で一気に駆け抜けた。そして速攻で、「難しい!!!」と叫んだ。
彼女が伴奏を難しいと言ったことも、そんなに感情を露わにすることも今までなかったので、我々は驚いた。「え?!」 ピアノ奏者にとっても歌い手にとっても非常に難易度の高い曲である… 難しさを再度、共通の認識として確固たるものとし、団結力の強まった一件であった。ちなみに全く間違っていませんでしたよ。「難しい!」と言いながらも…それがすごいところ。
今回はあまり賛助の方が集まっていないようだーー 特に男声パートはそれぞれ1桁台…。大丈夫でしょうか。。誰か来てほしいー
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment