いろんな職種を見ているけど、これが社会にどのようなインパクトを与えるのか、が大事な気がしてきた。
仕事に、分析的なものの見方ができるかどうか、も大事。ただ、「XXが起こって、XXとなって、最終的にXXとなりました」という報告だけでは退屈かもしれない。これは分野によるか。スポーツとかだと楽しくないけど、哲学や歴史なら楽しいか。
マーケティングや、通販サイトの分析とかは、やはり本腰は入らないんだろうな、と思う。そもそも、できるだけ多くモノを買ってもらおう、という資本主義的な、物質主義的な考え方に違和感あるし。わりあい親近感のある出版業界に入ったとしても、本は図書館で借りて読みたい…と思うので、積極的に売り出したりしたくないし…。購買を推進することに抵抗があるのだろう。そして、「XXがいいですよ」と営業したりするのも嫌なんだろう。私自身が自分で決めたい人で、だから、干渉されたくないし、他の人も干渉されたくないだろう、と投影し、他の人が嫌がるようなことをするのは嫌だ、と思っているのだろう。
そう考えると、適職って、けっこうストライクゾーン狭いな。
自分が好きなこと、得意なことで、倫理的に許容できる分野。という、世界一やさしいやりたいことの見つけ方、に戻ってくるのだが。
お酒の時もそうだったな。癒やし、とか、人間関係の潤滑油、とか言われるけれど、やはり心のどこかで、本当にそうか?と思っていた気がする。潤滑油って言うけど、そもそもお酒の力がないと言いたいことが言えないって、そっちのほうが問題じゃない? お酒を飲めない人は疎外感を感じるだろうし。
それに、お酒に起因した暴力、アルコール依存症、飲酒運転事故、生活習慣病など、マイナス面も極めて深刻。無い方がいい。必要悪って考える人もいるし、それは個人の自由だけど、私は無い方がいいと思う。と、ここまで考えつくのにだいぶ回り道した気がする。
自分の考え方と、他人の考え方って、いつの間にかないまぜになっているときがある。私は肯定しない他人の考え方が、知らず知らずのうちに頭にどっかりと居座って、「私が考えました」みたいな顔をしている時がある。気をつけよう…。
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