2.25.2025

性欲なんてなくなればいいのに。人権を持った人間が、かくも軽はずみな行動から成される皮肉

ちょっと毒を吐きます。
子供とか、生殖とか。「産めよ殖やせよ」「子供産まれたら産まれたで何とかなるよ」志向な方には不快な内容かも。
苦手な方は、スルーしていただいて…



妊娠、子育てについて、ちょっと心が穏やかでなくなるような記事を読んでしまったので。
そっと、フォロー解除しましたけど、落ち着かず。夜寝る前に書き出して忘れた内容。でも、この先私が発信したいことでもあるので記録しておきます。



もっと考えたら?と思う。

産むとか産まないとか。

子どもがほしくてほしくてたまらなくて、できなくて悲しむ人もいる。

一方で、親になる準備が全くできていない人が、親になったりする。

性欲解消目的で、とか
寂しさを埋めるために、とか
身売りしないとお金がない、とか
夫婦子無しでは世間体が悪いから、とか
将来面倒見てもらいたいから、とか
そういう理由で子作り行為をして
妊娠して中絶したり、
育てられる見込みもないのに産んで
虐待したり、キャパオーバーになって
機能不全家族になったり。 

そういう話を読むだけで、聞くだけで、心がざわざわする。ふだん怒りの感情を感じられない、出せない私にさえ、怒りの感情が、ふつふつと湧いてくる。

子どもの命を、人権を、何と思っているのだろうか。

子どもだって、独立した人格で、いずれ大人になる、一人の人間で、幸せになる権利がある存在なのに。

親になる覚悟が、できてない人が多すぎる。親になるとはどういうことかを、考えていない人が多すぎる。親には、

  • どんな子でも愛する、という覚悟

  • 自分を満たすことができていて、四六時中最大限のお世話と愛を必要とする子どものニーズを満たす、精神的・体力的・経済的な準備がある(自分の世話もできない人が、子どもの世話なんてできるわけない)

  • 子どもの幸せが自分の幸せ、と、自分の人生の主役を譲る準備ができている

  • 子どもを一人格として認め、その子が独り立ちできるように援助するボランティア精神

など、それはそれは精神的に高尚な要件が必要だと思う。

親になるということは、並々ならぬ決断である。
そして、語弊があることを承知で言うと、
非常に高価なアクティビティでもある。しかも途中で投げ出してはいけない。

そんな、一方通行、片道切符の道に、軽はずみに足を踏み入れる人が多すぎる、と、私は憤慨している。

もっと真剣に、人ひとりの命を「授かる」ことについて考えてほしい。

人権をもつ尊い存在である人間と、動物的な本能に支配された子作り行為が、繋がっていることが理解しがたい。

生物進化の皮肉である。

逆なら良いのに。

子作り行為が二人ともに痛みを伴う苦しいものであればいいのに。困難を伴う親業をするぞと覚悟を決めた人たちだけが、この痛みを感じてでも子どもを授かりたい、と思ってするように。

そして、出産が、快感と幸福感に満ちたものであればいいのに。新しい命と、新しい親たちの誕生を祝うように。体力を削られることもなく、スムーズに親業を開始できる。

もっと言えば、妊娠するのは男性か女性か、半々の確率で決まればいい。男性が妊娠できないのはおかしい。女性にばかり負担がいくのはおかしい。 

生物学の理論をいろいろ無視して言っているけれど、生物学者の端くれとして、いろいろ知っている上の意見です。ヒトは、あまりにも未熟で産まれてくるのだから、そんな子どもを世話して擁護すべき存在の親が未熟な状態だなんて、たまったものではない。

いまだに、男性が「子どもが欲しい」と言っているのを聞くと、
「いいよね、あなたたちは10カ月も赤ちゃんを体内に抱えて過ごさなくていいんだから。出産の痛みを体験しなくていいんだから。欲しいなんて言うのは簡単だろうね。マイカーが欲しい、ぐらいの感覚だろうか」と思う。

世の男性は、「子供欲しい」=「10ヶ月の妊娠、つわり、体調不良に耐え、出産の壮絶な痛みに耐えて欲しい」であると自覚して欲しい。

一方で、男性どうしのカップルになると、「男性が妊娠できないのがほんとに悔しい。自分たち二人の愛の結晶としての子どもが欲しいのに…」と感じている方々もいる。やるせない。もっとも、女性同士のカップルでも、二人の遺伝子を分け合った子供を持つことはかなわない。
そう思うと、凝り固まった生物の生殖の仕組みを呪いたくもなる。

産まれたばかりのヒトの未熟さ。
親業をしたいからではなく、一時的な性的な快楽のために、あまりにも軽はずみに親になってしまう人たち。

そして、愛情不足、トラウマに苦しむ子どもたち。彼らは将来大人になって、親と似たようなことを繰り返す。それしか知らないのだから。

悲しすぎる。何とかしてくれ。考えてくれ…。性欲なんて無くなればいいのに。と叫びたいです。

誰かの心に響けば幸い。



2.23.2025

出町ふたばの和菓子についにありつけた!!

いつ行っても行列の、出町柳駅近くの老舗和菓子屋さん、出町ふたば。

豆大福が有名で、並ばないと食べられない!と思いきや、電話で予約すればすぐ受け取れるらしい。なんとーー ありがたくいただけました!!

外側に見えてるのは、塩味をつけた赤えんどう豆。お餅もあんこもすごく甘さ控えめなので、とても上品なお味! 美味しかったーーやっぱり高級老舗は違うなあ。東京の高島屋?とかでも個数限定で売られているらしい。最高級の豆を使っているのでしょう。材料ももちろんだけど、作り方も、秘伝の技術があるのでしょう。いつまでも続いてほしいお味。

桜餅も、葉っぱがしっかり塩漬けされていた。外側の餅は細かい米粒のおはぎみたいな感じだった。これも上品で美味しかった…!






2.22.2025

頭と心を使いすぎている気がする…! ボートの要領で流れのままに。

たまに

心理学の分析とか考えてると、疲れて

もう考えたくないなーー

もっとシンプルに行き(生き?)たいな、なんて考えたりもする。

何でも解釈して、理由をつけて、説明して、確認しようとする、
分析屋の職業病なのだが、弊害も…。

自分、なんでこんなに自己犠牲する人に好かれやすいのかな、とか考えたりもする…。


どう感じるか、どう解釈するかは自分で決められる

結局心のあり様は自分で決められるので、
心理学を重たい荷物としてしまうのも自分だからね。

物理法則とは違って、宙に浮かぶのは無理だけど、
心の法則は、自分がフルでコントロールできるものなのだから。
ですよ。→ To 自分。


最近、頭が多動! 現在のためにやらなきゃいけないこともありすぎるし、やりたいこともあるし、将来のためにやったほうがいいこともある。切に時間が足りないーー

そしてインプット量が多いんだろうな。スマホ、本、人との交流… 大変ありがたいのだが、キャパは考えよう!


流動的な時代である。
先は見えないな〜〜〜
正社員で、先が見えてた時は見えてた時で、「うわ、一生これか……詰んだわ。」とか思っていたのに。ないものねだりなんですね要は。
先は見えない、っていう事実は、私がコントロールできないこと。
であれば、思い悩んでもしょうがない。
たゆたうだけ。

こうなってたはずなのに、とか、なんでこうならないの?って思うのは自分が苦しいだけ。

車のデザイナーの友達も、スキル身に付けないと、って言って、3Dモデリングの勉強とかしてる。他にも、業種をガラリと変えた人はたくさんいる。

私はコロナ禍の時は一切影響を受けなかった。しかしこのトランプ政権の刷新でもろに影響を受けている。幸運はずっとは続かないということだ。順番、全ては巡りゆく。全ては変化する。だから、それを観察して、味わえるなら味わって、とりあえず沈まないようにしながら流れに身を任せるだけ。

そうね… ボートのように。
そうしていれば、幸運が、あちらから流れてきて、ひょいっと拾えたりもするだろう。
自分で一生懸命ボートを漕ごうとしなくても、流れで先に進めることもあるだろう。
他の、ボートに乗っている人たちと友だちになって、助け合ったり、声かけ合ったりしながら。
そんな戦略かな。




2.20.2025

聖護院 Shogo-in Temple

それこそ地域密着型の、こぢんまりとしたお寺。

青空とだいだい色の混ざる夕方の空を背景に、とっても静かな感じがよかった。落ち着くなあ。

あ、でも、奥に高級旅館と見紛うような宿坊があった。慰安旅行のような感じで、修行できるのだろうか…?

It looked like a small, community-based temple, truly rooted in the local area with no tourists.  

The peaceful atmosphere was wonderful, against the backdrop of the evening sky, where blue blended with shades of orange.  It felt so calming.  

In the back, there was a Shukubo (temple lodging) that looked almost like a luxurious Japanese inn.  I wonder… would it be like a retreat that includes spiritual activities...? 



ChatGPTでマインドマップも書ける

https://note.com/abiruy/n/n8f55133a06d6?sub_rt=share_sb

ChatGPTでマインドマップも書ける! PlantUMLという出力方法があるので。あとはそのコードを、PlantUMLを描画できるソフトまたはサイトに放り込むだけ。こことか↓

https://www.plantuml.com/plantuml/uml/SyfFKj2rKt3CoKnELR1Io4ZDoSa70000

すごいなーー

どんな時代になるのやら。。

AIの会社の社長が、
「AIと競争するのは、計算機と計算を競争するようなものだ。AIは、自分の仕事を速く終わらせるためにどう使えるか考えるべし」
と言っていた。確かに!

計算機と競争するなんて不毛だし時間の無駄だ。それは誰もが認めるところだろう。

利用せねばな。

そして、フルタイムで働かなくていい時代っていうのは、幸せなことなんだろう。早くそんな時代が来てほしいーー


2.19.2025

メキシカンにておしゃべりランチ

メキシカンに行って、広々した二階に通してもらったので周りを気にせずおしゃべりに興じてしまった! 近況報告できてよかった!! 人生色々ありますよねえーー
語れる友達を大事にしよう〜




2.15.2025

確定申告できたーーー!! Tax return submitted!!!

大変だったーーー
今回始めてだったのでいろいろと勉強しないといけず…
全部手探りだったけど、最終的にできるもんなんだな。自信になる経験でした。そして、Freeeという会計・確定申告ソフトがとても便利で、かゆいところに手が届く解説で充実していて、スマホとパソコンだけで確定申告できた。税務署にも行かずに!便利だーー

今まで確定申告は税理士さんにお願いしていたのだけど。というのも、アメリカで確定申告を自分でしないといけなかったのですが、それがものすごく時間がかかってストレスだった。しかも、どれだけ調べても、いろんなサイトを読んでも、英語だし専門用語だし、入力内容これで合ってるのかな…?という不安が拭い去れず。毎回、これで合ってるのかなーーわからんなーーと、不完全燃焼状態で提出していたから、そんな面倒事は外注できるなら外注してしまおうと、思ったのです。まあ、税務当局から何も連絡なかったし、おそらく大丈夫だったのだろうけど。

確かに外注すると楽は楽…。なのですが、経費削減のためです。
自分用マニュアルも作ったから、来年からは、もっと速くいろんなことを効率的にできるはず! こういうのも、この前書いた、「出来ると自分を信じれば出来る」というやつですな。

I've finished tax filing!!  It was a huge hassle!  

Since it was my first time, I had to learn a lot with trial and error, but in the end, I managed to do it! It turned out to be an empowering experience. Also, the DIY accounting and tax filing service Freee was incredibly useful. Its explanations covered every little detail, and I was able to complete my tax return using just my smartphone and computer, without even going to the tax office! So convenient!  

For the past two years, I had hired an accountant for my tax filings. That’s because, when I was in the U.S., I had to file my taxes on my own, and it was an incredibly time-consuming and stressful process. No matter how much I researched, read different websites, which were in English and full of technical terms, I could never shake the anxiety of "Am I entering this correctly?"  Every year, I submitted my return feeling unsure, wondering "Did I really do it right?  I have no idea..."  And it was so worrying and stressful.  Well, I assume it was fine, since I never got any follow-up from the tax authorities… but I figured that if I could outsource such a hassle, I might as well. And for the past two years, I think it was worth the money, considering how much less stress and more free time I got by not filing tax on my own.

Outsourcing is definitely easier… but this time, I did it myself to save costs.  
I even made my own fool-proof manual for tax filing, so next year, I should be able to do everything much faster!  This is exactly what I wrote about the other day — "If you believe you can do it, you will."

申告が終わった高揚のままに描いた落書き…


2.12.2025

ワンパンパスタ

最近、フライパンひとつでできるワンパンパスタにハマり中。

冷凍とか惣菜の、食用油脂がきになって。
「クリームパスタ」と謳っていても、食用油脂(植物油に水素付加して固めたもの。要はマーガリン。動脈硬化等を引き起こす疑い)が多く使われているのでどうも気が進まずで。

こうなったら自分でつくろう!!と思い、すごく簡単なレシピを選んでいる…!

包丁も使わないレシピなら尚良し。

納豆、塩昆布、ネギ、卵黄の、白ご飯が合いそうなパスタとか作ってみた。
ちょっと水分量に改善の余地ありだった…!



2.10.2025

ウガンダのことを調べて、思って、考えて Reseraches, thoughts, and feelings on Uganda

ウガンダを舞台にした調査をしている。人口4000万人、面積は本州くらい。赤道直下に位置する国だが、高度1200メートルで涼しい。北部では世界最大の人道危機と思われたくらいの内戦が起こった時代もあるが、1997年から現在まで同じ大統領で、政情は安定している(らしい)。しかし、貧困や格差はなくならない。場所によるが、学校に行けないことが普通、食べるのがやっと、医療も仕事もない、というような状況で。

南スーダンからの難民を多く受け入れていて、難民にも、教育や福祉を受けられる機会を与えているらしい。なので、ウガンダの負担は重い。米国など様々な国からの支援を受けている。一人あたりGDPは年間8万円ほど。

などなど…。やっぱり世界には想像を絶するほどの貧困があり、格差があり、その人の能力だけではどうしようもならないことがたくさんある。ありすぎる。日本でぬるま湯に浸かっていることを改めて自覚せねばなー。

For work, I'm conducting research on Uganda.  With a population of 40 million, its land area is about the size of Honshu. Although it's located right on the equator, the altitude is around 1,200 meters, making the climate relatively cool. The northern region once experienced a civil war so severe that it was considered one of the world's worst humanitarian crises. However, since 1997, the country has been under the same president, and its political situation is said to be stable. That being said, poverty and inequality persist. Depending on the location, it is common for children not to attend school, people barely have enough to eat, and access to healthcare and jobs is extremely limited.

Uganda has taken in a large number of refugees from South Sudan and reportedly provides them with opportunities for education and welfare. This places a heavy burden on the country. It receives aid from the U.S. and other nations. The GDP per capita is around 80,000 yen per year. 

All in all, there is an unimaginable level of poverty and inequality in the world, and so many things cannot be overcome by individual effort alone. Too many hardships that are not the person's fault. I need to remind myself how comfortable and sheltered life in Japan really is.



2.09.2025

ビーガン担々麺 Vegan tantanmen

Veganの友達と。
ビーガンで担々麺ができるってすごいな。
今のところ、フレキシタリアンになっている。
動物福祉とか、低炭素社会とか、いろいろと考えることはある。
もっとビーガンのものがお手頃だといいんだけどなー。

Lunch/dinner with a vegan friend.  
It's amazing that you can make vegan tantanmen (Dang Dang Mien).  
For now, I'm a flexitarian.  
There are many things to think about, like animal welfare and a low-carbon society.  
I just wish vegan options were more affordable.



2.08.2025

嵐山・祇王寺

祇王寺に行けましたー
苔がもふもふしていた。
このエリアまで来ると、人も少なくてゆっくり見れて、いい感じ。




西日本弁、「知らん」…? と思いきや、ラン科にしては畑でも育って育てやすい、紫蘭だそう。4−5月に紫色あるいは白色のかわいい花が咲くらしい!球根が冬眠しているのでしょう、きっと。


2.07.2025

クレープ会!! A crêpe party!!

フランス人の会員さんがクレープを作ってくれました!!木曜の夜のクレープパーティー!!

クリスマスの40日後に、キャンドル・マスというキリスト教のお祝い?があり、クレープとシードルで祝うんだって。なので、シードルも買ってみんなで飲みました。

人に何かしてあげるのが喜び、という人、本当にいるんだな、と実感。以前にも、そういう人に会ったことはあるのだけれど。この人の優しさが、悪用されない世の中であってほしいなと切に願うばかりです…。

小麦粉を篩う道具、専用のフライパンと返しへらも持参してくださっていて、準備万端! 仕事できる人だなーー。どんなことでも真剣に取り組めるってすごい。彼はクレープを何十枚も焼いて積み重ねた後、それを一枚一枚またフライパンに乗せて、今度はほうれん草やチーズなどの具を乗せて焼いて、四隅を折って四角い形にして、お皿に乗せてくれた! 一人ずつオーダーを聞いて焼いてあげていたから、その人はずっと立ちっぱなしでご飯を作る係…。すごい大変だっただろうなーー。感謝感謝です。

いろいろしてくれる人ってほんとすごい。恩返しが精いっぱいな私はまだまだ学ぶところが大きいなと感じます…。

ああ、そして、招待されて、ただ彼がクレープを焼いてくれるのを待っていただけのある人が、「難しく、すごいことに見えるけど、クレープ焼くのは実は簡単なんだよ」とか言ってた。無礼だな…。あなたの人間性に関する私の評判は、ガタ落ちしちゃいましたわよーーって感じです。こういう時、角を立てずにやんわりと否定するには。「ええ? そんなこと言う人だとは思わなかったよ。簡単じゃないよ、何十枚も焼いて、大変なのに、今度は皆のために一枚一枚焼いてくれて、大変な労力だと私は思う。」って、「私は」で言えばいいのでしょうかね。つい、「~~すべき」「~~すべきじゃない」という口調になってしまうので。練習練習。


ともかくも、大変心の温まるクレープパーティーでございました…!

A French coworker made crêpes for us!! We had a crêpe party on Thursday night!!  

Apparently, in Christianity, there is a celebration called Candle mass 40 days after Christmas, where people enjoy crêpes and cider. So, we bought some cider and drank together to celebrate!  

I was reminded once again that there really are people who find joy in doing things for others. I've met such people before, but seeing it firsthand again made me appreciate it even more. I sincerely hope that this person's kindness will never be taken advantage of in this world…

He even brought a sifter for the flour, a special crêpe pan, and a spatula — he was totally prepared! Such a capable person.  It’s amazing how some people take everything they do seriously.  After making dozens of crêpes and stacking them up, he then took each one, placed it back on the pan, added ingredients like spinach and cheese, folded the edges into a square, and served it on a plate.  He took orders from each person and kept making crêpes for everyone, standing the entire time, just cooking for us.  It must have been exhausting… I’m so grateful!  

People who do things for others like that are truly incredible. I still have so much to learn, as I’m only capable of giving back in return…  

Oh, and then, someone who had just been sitting there, waiting to be served, casually said, "It looks difficult and impressive, but making crêpes is actually easy."  Seriously?  How could he say that?  That was so rude… My impression of that person plummeted right then and there.  

How can I respond to such remarks in a way that’s not confrontational but still makes my point? Maybe something like: 
"What?  I didn’t expect you to say that!  It’s not easy at all.  He made dozens of crêpes, and now he’s carefully making each one for everyone — it’s an incredible effort, and I truly appreciate it."  
Saying it from my own perspective might be the best way to go.  I tend to phrase things like "You shouldn’t say that" or "That’s not okay," so I need to practice expressing myself more gently.

Anyway, it was a truly heartwarming crêpe party…!





2.06.2025

『私はアセクシュアル 自分らしさを見つけるまでの物語』/レベッカ・バージェス 



親密な思いは持つものの、性的な体の接触はしたくないレベッカ。不安、自己否定、葛藤、からのアセクシュアルの自認、そして、同様の志向を持つパートナーを見つけて幸せな生活をするまでの半生。

彼女の不安症、強迫性障害(ルーティンをしないと、なにか悪いことが起きるのではないか)もあいまって、「いつかはセックスするんだ。すべきなんだ。」「でも嫌だ。」「私はどこかおかしいの?」でずっと葛藤した記録が生々しい。

不安障害、強迫性障害(掃除しなきゃ、でないと悪いことが起こる…)、シェアハウスでのいざこざ、好きだなと思った相手に性的に触れられると気分が悪くなる、でもそれが言えない、カウンセラーにさえ理解してもらえない、加えてリーマン・ショック真っ只中での就職活動、という、なかなかに波乱万丈な彼女の半生が、漫画の形式で書かれているので一時間くらいでサラッと読める。でも、絵を使ったメッセージは強力だ。不安が黒いもやもやのような形で襲ってきて、レベッカの頭に重くのしかかっている所とか。うつ病を発症した他の人たちもそのように表現しているのを見かける。

心の状態は、その人その人によって違うから、一般論とか、自分の解釈で決め込まず、繰り返し聞いて、その時の、その人個人の状態を、理解しようと継続的に努力するしかないんだなぁ。

まだインターネットも普及していなくて、情報がなく、「アセクシュアル」という言葉も見つけられなかった時代。カウンセラーでさえ、アセクシュアルのことを知らなくて、「あなたもいずれセックスをすることになるんですよ。あなたが恋愛感情を持てないのは、今いろいろとありすぎているからで、心の準備ができていないからかも」と彼女に言っている。することになる、って何だろうか…。自己決定権が、そこには無い。今だったら、カウンセラーはどういう反応をするんだろう。これがイギリスが舞台というのが興味深い。

相談したいことがあって行ってみた心療内科で、担当のお医者さんが、「私も実はアセクシュアルなんだ。でも、私のそのままを愛してくれるパートナーがいるよ」と伝えてくれたこともあったな、そういえば…と思い出した。ちょっと自慢気の強い言い方で、その時は、「なんか、のろけ話を聞かされただけな気がする…」と思ったが、メッセージだけ取り出せば、「アセクシュアルもいる。それは普通のこと。パートナーシップを望めば可能。」ということ。まあ、頭ごなしに否定されなかったのはよかったのだろう。


結局のところ、社会の考え方(ってすごく荒っぽい言い方だけど)も、科学の知見も、変わっていく。し、どの時代で、どの国で相談するかによっても違う。同性愛が精神疾患に分類されていた時代もあったし、いまだに同性愛を法律で禁じている国もあるのだ。たまたま今ある仮説や分類に、自分が当てはまるかどうか、わかるのは自分だけだし、当てはまっていなくても、まだ認知されていないことなのかもしれないし、自分のユニークさなのかもしれない。自分を理解するヒントになるかもしれないし、ならないかもしれない、それだけ。素直な心になって、自分がそう思う・感じるのであれば、それは本物なのだ。他の人が、外から、ああだこうだと言う筋合いは無いし、それを真に受ける必要も無い。でも、それがわかるまでに、すごく多くの時間と書物と、内省が必要だったなーと思う。


2つの考え方がこの世の中で流布されている。映画、音楽、ドラマ、小説、あらゆる媒体を通じて。
  1. 恋愛的惹かれの先には当然、性愛的惹かれがあって、好きな人とはセックスをしたくなるものだ(恋愛的志向と性的志向の混同)。
  2. 恋愛して、結婚して、家庭を作って、パートナーと一生添い遂げる、それが人生最大の目的なんだ(恋愛伴侶規範、排他的なパートナーシップが他の人間関係よりも優先されるべき、という考え)。
これは、アセクシュアル、アーバン・トライブ*、ポリアモリー、クァーキアローン**を自認する人々にとっては居心地の悪いものだし、自分はなにかおかしいのではないか?と不安になったり、ありのままの自分でいることを躊躇したりすることにもなるかもしれない。

*アーバン・トライブとは、ある一定の人生観、意識、志向、生活スタイルなどを共有した小集団。(古田幸男訳、1997年、『小集団の時代ーー大衆社会における個人主義の衰退』)
**クァーキアローンとは、カップルになることよりも一人でいることを楽しみ、自発的に一人でいる人のこと。quirkyalone. "Quirky" (変わった、よじれた)という単語を使っている点で、なんか変な感じだけど、当事者たちが言い出したのかもしれない。LGBTQの当事者たちが自分たちを"queer"(奇妙な、風変わりな)と表したように。


アセクシュアルが知られていない、もしくはその存在を信じない人がいるため、アセクシュアルなんだ、と打ち明けても、心ない言葉が返ってくる事が多かった、とレベッカは振り返る。
「大げさだと思うよ。まだ、ぴったりの人を見つけられていないだけだよ。」
LGBT(他の人を好きになり、性的欲求を持つ人達)にさえ、「アセクシュアルなんて、偽物のアイデンティティだ」などと中傷され、理解されないこともある。

そういえば、以前国際学会で会った人(壮年男性)も、「子供を作らないと後悔するよ。そういう女性をたくさん見てきている」と、しつこく言ってきていた。何だこの人?と最初は思っていたけど、あまりに長々と話すから、その後しばらく、私の頭の中のメモリを占拠していた。この人も、要は、自分の価値観を押し付けていただけ。親切心かもしれないが、余計なお世話である…。年長が年少を導くという彼の文化的背景もあっただろうし、ただ単に誰かと話をしたかっただけなのかもしれない。ともかくも、これを適当な所で切り上げられないのは、自己主張できない私の課題であった(笑)。

自分の物差しを当て、自分の考え方をそのまま相手にも当てはめる、それを私達はやってしまいがちだ。いかにそれを自覚して、自由になるか。フラットな目で物事を見るか。そして、自分の価値判断は脇に置いておいて、相手を尊重するか。いつも心に留めておきたい。

そして、「現在の常識」に基づいて軽率な価値判断をする前に、「それが、もし『ふつう』のことだったら、私はそれでも同じことを言うだろうか」と自問したい。「ふつう」の色眼鏡を外すために。

結局は「尊重」が一番先に来る、ような気もする。

「そうなんだ。それってどういうことなのか、もっと説明してくれる?」
と言えるように。