生身の俳優さんとかと契約するより、よっぽど安上がりだろう。
しかし。
それでいいのか? 企業として。
みんなこれをしたら、芸能界、大打撃になるだろう。
芸能界の労働条件の問題などはあるにしても。
これは企業倫理の問題な気がする。「タレント、生身の人間を活用して世の中のお金を循環させます」、ではなくて、「できるだけ広告費を安くして、利益を独占します。社会に還元はしません」と言っているようなものだ。
AIにキャッチコピーを書かせたり、絵を描かせたり、動画まで作らせたり。そんなことがものすごく安くできるようになった。その分、クリエイター職は自分の作品を勝手にAI学習に使用され、職を失う…なんて。
大企業はとくに、その経済活動は財・富の再配分の意味合いが大きい。大企業にはそれだけの力がある。その富を、力を、独り占めするか、社会に還元して経済を回していくか、企業の責任感と倫理観が問われる。そんなことを考えた。
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