Thoughts and notes of a researcher in plant genetics and nutritional epidemiology in Japan and the U.S. with a wide range of interests - choral activities, photography, nature, travel, and drawing. L'épanouissement personnel means personal development and fulfillment. Still in the middle of it, enjoying the process. 農学部、酒類企業研究員を経て、米国ミシガン州立大学で博士過程を卒業後、植物遺伝学と食物疫学の研究に片足ずつつっこんでいます。趣味の合唱、自然観察、旅行、写真、絵描き、国際交流など、いろんな記録です。L'épanouissement personnelは自己研鑽、実現というような意味です。生涯に渡って一緒に旅する人生のテーマ。
4.08.2025
4.07.2025
姫路の書寫山圓教寺(しょしゃざんえんきょうじ)
西国三十三ヶ所巡りにつきあってますーーー
第二十七番書寫山圓教寺は高台というか山の上にあり、比叡山を思わせる。麓のロープウェイ駅までバスで行って、そこからロープウェイで4分で着く。境内バスもあり、急な山道をすごいスピードで登ったり降りたりしてちょっとしたジェットコースターであった…。
境内もとても広く、伽藍も大きい!! 苔むしたお堂が時代の流れを感じさせる。
そして山だけあってとても寒かった…
姫路城城主で千姫の夫・本多忠刻と息子・幸千代(3歳で夭折)のお墓もあったので、昨日の姫路城の千姫の住んでいた場所を思い出したり。
書寫山というお寺なので、花びら写経もした。
写経をしたお堂(食堂、修行僧が寝食を共にするところ)は、ラストサムライや軍師官兵衛のドラマの撮影場所になったのだそう。岡田准一さんも来ていたし、撮影用の馬も山道を登ってはるばる来たそうな。すごいーー
4.05.2025
姫路城行った〜🏯
初めて姫路に降り立った。駅を出たらすぐに、駅前の目抜き通りの先にどーんと白鷺城が見える。かっこよい。城の周りは建物の高さ制限をしているので、城が一番目立ち、街のシンボルとなっている。
人力車に乗ったので、姫路城は廃城令で地域の人達が今の貨幣価値で22万円ほどで買い取って保存しようとしたけど、固定資産税が8,000万という詐欺みたいな金額で払えず、結局手放したらしい。でも紆余曲折あり取り壊さずに済み、空襲にも阪神淡路大震災にも耐え、今に至る。
空襲の時は、夜に爆撃が来ると分かっていたので、住民たちが布を黒く染めて縄を作って姫路城の窓から垂らし、空から見て目立たないようにしたそうだ。で、B29 (爆撃機)のパイロットが後に証言したところによると、「黒かったし水も見えたから沼かと思った」そうで。でも、爆弾は結局一つ天守閣に落ちた、が、不発弾だったそうで、姫路城は1600年代に創建されたままの姿を残す。改修はされているけど。
あるいは、パイロットも城があるとなんとなくわかっていたけど、戦勝したら占領できるので保養地にしようという目論見で、ことさらに狙わなかったという説も。大分県別府市も同じように保養地になりそうだということで、空襲のターゲットからは外れていたらしい。なんというか…。
阪神淡路大震災で崩れずに済んだのは、岩の積み方が昔ながらの積み方で、大きい岩を積んだあと小さい小石を間に詰めるというもので、それが地震のショックを和らげてくれるらしい。なので、近年の岩の積み方のほうが壊れやすい城壁になっているそうだ。なんと!
そんなふうに、幾度もピンチを切り抜けてきた姫路城の天守閣には神社がある。もともとその地にあった神社だそうで、城を作る際に城内に祀り、やがて天守閣に移動されたそうだ。
姫路城のふもとには、射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)があり、戦で負け無しだった黒田官兵衛が毎回勝利祈願をしたそうだ。ご縁結び、幸福に結びつけられるというご利益でも名高いそうで。
私たちが行った時には、4月1日から2週間、白幣祭という疫病退散のお祭りが始まったばかりだった。竹?の木に、白幣(白い布)を結びつけて健康祈願をすることができた。いいタイミングだった!
そんな、神社のご加護にも守られて現在まで保存されている姫路城は日本で最初に世界遺産に登録された。
城の中も、地下を含め6階建て?でとても大きく立派だった。
射楯兵主神社。
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4.04.2025
『京都の平熱』/鷲田清一
京都には奇人・変人が多いとか。。
奇人とは、効率とか利益とか、「合理」とは無縁の行動を取る者たちである。
奇人が集まってきていた。ドロップアウトして、けったいな芸術作品を作っていたり、何らかの対象に財産を失うほど惚れ込んでいたり。
奇人・変人を受容できる街は成熟していて、安全で、自由な街である。
そんな奇人たちを、「あほやなあ」と嘆息し遠ざけつつも受容するのは、そこまで突き詰められる胆力に人々が憧れをも抱いているからかもしれない。
彼らが示す生き方は、「並の生き方」への外からの視点も示す。お前たちが後生大事に守っている人生など本当に棒に振るに値するものなのか、と問うているのである。
学生の街だから、学生運動でお店などが商売上がったりになっても、「学生さんのしはることやから」と寛容だった。とか。
着るものに非常に厳しい。自分でTPOに合わせた服装を選ぶことがよしとされていたから、少し前まで公立の学校に制服はなかった、とか。
制服ができてからも、卒業式につっぱって浴衣で参加しようとした学生に、先生たちが注意したその仕方が印象的。「規則を守っていない」ということではなく、「浴衣は湯上がりに着るものだから、公共の場で着るものではない」という諭し方だったのだそうだ。すごく京都的である。
「こおと」=地味で渋いけれど粋で洒落。こおとの加減は非常に難しい。
10歳の小学生の女の子がすでに「あんまりほんまのこと言うもんやないえ」と声を顰めて弟に注意する。など。
いろいろと面白かった…
私の京都経験値が上がるに伴って、定期的にまた借りて読みたいである。
4.02.2025
二条城行った〜🏯
京都検定合格のご褒美、二条城入場料800円が無料に!
ただ、二の丸御殿(大政奉還が行われた部屋とかある建物)は別料金500円だけど。よかった〜 京都検定合格者どうしのお友達と、もう1人と3人で。穏やかでとても佳き時間でした〜
たまごサンドが有名な喫茶店、ラ・マドラグにも行きましたー たまごサンドがあと一つしか残っていなく、みんなで分け分け…
あと、あまったパンの耳、食パン1斤分くらいを無料で「どうぞ」と書いてあったのにはびっくりした!!ありがたくいただきました〜🍞
4.01.2025
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