4.05.2025

姫路城行った〜🏯

初めて姫路に降り立った。駅を出たらすぐに、駅前の目抜き通りの先にどーんと白鷺城が見える。かっこよい。城の周りは建物の高さ制限をしているので、城が一番目立ち、街のシンボルとなっている。

人力車に乗ったので、姫路城は廃城令で地域の人達が今の貨幣価値で22万円ほどで買い取って保存しようとしたけど、固定資産税が8,000万という詐欺みたいな金額で払えず、結局手放したらしい。でも紆余曲折あり取り壊さずに済み、空襲にも阪神淡路大震災にも耐え、今に至る。

空襲の時は、夜に爆撃が来ると分かっていたので、住民たちが布を黒く染めて縄を作って姫路城の窓から垂らし、空から見て目立たないようにしたそうだ。で、B29 (爆撃機)のパイロットが後に証言したところによると、「黒かったし水も見えたから沼かと思った」そうで。でも、爆弾は結局一つ天守閣に落ちた、が、不発弾だったそうで、姫路城は1600年代に創建されたままの姿を残す。改修はされているけど。

あるいは、パイロットも城があるとなんとなくわかっていたけど、戦勝したら占領できるので保養地にしようという目論見で、ことさらに狙わなかったという説も。大分県別府市も同じように保養地になりそうだということで、空襲のターゲットからは外れていたらしい。なんというか…。

阪神淡路大震災で崩れずに済んだのは、岩の積み方が昔ながらの積み方で、大きい岩を積んだあと小さい小石を間に詰めるというもので、それが地震のショックを和らげてくれるらしい。なので、近年の岩の積み方のほうが壊れやすい城壁になっているそうだ。なんと!

そんなふうに、幾度もピンチを切り抜けてきた姫路城の天守閣には神社がある。もともとその地にあった神社だそうで、城を作る際に城内に祀り、やがて天守閣に移動されたそうだ。

姫路城のふもとには、射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)があり、戦で負け無しだった黒田官兵衛が毎回勝利祈願をしたそうだ。ご縁結び、幸福に結びつけられるというご利益でも名高いそうで。

私たちが行った時には、4月1日から2週間、白幣祭という疫病退散のお祭りが始まったばかりだった。竹?の木に、白幣(白い布)を結びつけて健康祈願をすることができた。いいタイミングだった!

そんな、神社のご加護にも守られて現在まで保存されている姫路城は日本で最初に世界遺産に登録された。

城の中も、地下を含め6階建て?でとても大きく立派だった。

射楯兵主神社。











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