5.14.2024

猫派と犬派からの衝撃の気づき…!

ずっと、飼いやすさとかツンデレがたまらんとか何とか言いながら、猫が好きと言ってきた、し、そう思ってきた。

けれど、猫派と思っていたのは、「自分は拒絶されるにふさわしい」という間違った信念を心のなかで持っていたから?と、平先生の心理学の動画を見て思い当たった。

拒絶されると、心の何処かで安心する、という構図が。
「ほ〜ら、やっぱり。」という、予定調和の安心が。
そんなこと思う人いるの?どういう心理?と思っていたけど、よくよく、蓋を開けて、自分の深層心理を目を凝らして覗き込むと、ああ、そういうことね…と思った。「防衛」と呼ぶものだろう。

いつでもいつまででも、100%の愛を向けてくれる犬をなぜ好きと言わないのか、それは、ずっとずっとほしいと思っていた100%の愛を、受け取るのがなぜか怖いから、なのだろう。

なぜ怖いのだろう、もう二度と傷つきたくないからかな。
確かに、100%の愛をくれると予想していたもの(例えば犬)に、もし愛をもらえなかったら辛い。
100%の愛をくれると予想していた誰かに、もらえなかったとき、とても傷ついたことに似ている。

そうか…。

だから、端から、「気分屋で、ツンケンしていて、自分の気が乗ったときだけかまってくれる猫が好き」、と言うようになったんだ。
期待しなければ、傷つくこともない。だから、
100%愛をくれるものをも、好きと言う勇気が出なかったんだ。
傷つくのを、避けるために。
もう二度と、予想を裏切られなくて済むように。

アドベンチャーワールドで見たイルカのショーを思い出した。
イルカとトレーナーさんは息ぴったりで、トレーナーさんも深いプールにもぐって、お互いを信頼していないとできないような大技を次々と繰り出す。そして、終わった後にトレーナーさんは、水面から上がってきたイルカに、ぱっと大きく両腕を広げて、「やったね!」と。イルカも何のためらいもなく体を寄せてハグをする。この光景に、私は一人涙を必死に堪えていた。愛を100%与えられると、お互いが思っている、お互いが信頼している、何の疑いもなく。その太い太い絆の、なんと素敵なことか。そして、何と羨ましいことか、とも。

100%愛をくれる生き物・人が、どれだけ勇気を出して、どれだけこちらを信頼してくれているか、考えるだけでくらくらしてくる。
私は冗談でも、そんな真摯な想いを軽んじたりしない。
あなたの優しさを、私は絶対に利用したりしない。
だから、私を信じてくれて、ありがとう、と思う。

素直に言います。100%の愛をくれる犬が、好きです。
そして、
100%の愛をくれる人には、100%の愛をお返ししたいです。します。

保護犬活動の方のブログとか、
本田健さんの本とか、
平準司先生の動画とか、いろんな文献に触発されての、すごい気づきだった!!!





……いや、猫も、愛情深い子は愛情深いのですよ……。
それはそうなのです!よ!!



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