同じテクストを読んでも多様な解釈や意見が出る。もはや、男女の二元論、国籍での一括り(「日本人は〜」)、年齢での一般化などは不可能になっている。と感じました。
- 多様性の包括、
- 性急に結論を出さない、
- 自分自身の倫理観に裏打ちされた長期的なビジョンを持つ、
- 折々に古典に触れ、多種多様な角度から物事を観る、
- 人の話を先入観無しによく聴く、
- 評価をせずに、ただありのままに受け止める、
- 常に学び続ける、謙虚な姿勢を持つ
などを忘れないようにしたいです。
教養を深める意味でも古典を読めて非常に勉強になったし、他の参加者の方々の意見や捉え方を聴いて理解する過程も非常に重要で有意義なものでした。
業務に忙殺される日々を離れ、自然豊かなけいはんなの地で古典に向き合って対話する機会を持てて贅沢でした。人間的に幅が広がった気がしますし、生涯学んでいく謙虚な姿勢を思い起こすことができました。日本の教育は知識偏重し過ぎているので、このような、思考をアウトプットする形式のセミナーを多くの人に受けていただきたいです。ドイツとかフランスとかの教育は、考えさせて小論文を山程書かせる形式らしいので。その分、細部までは記憶する時間はないかもしれないけど、批判的、論理的、自律的に考える力を身につける方がよっぽど大事じゃないかなと思います!
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