Thoughts and notes of a researcher in plant genetics and nutritional epidemiology in Japan and the U.S. with a wide range of interests - choral activities, photography, nature, travel, and drawing. L'épanouissement personnel means personal development and fulfillment. Still in the middle of it, enjoying the process. 農学部、酒類企業研究員を経て、米国ミシガン州立大学で博士過程を卒業後、植物遺伝学と食物疫学の研究に片足ずつつっこんでいます。趣味の合唱、自然観察、旅行、写真、絵描き、国際交流など、いろんな記録です。L'épanouissement personnelは自己研鑽、実現というような意味です。生涯に渡って一緒に旅する人生のテーマ。
8.23.2025
自己主張していきます!それは私の課題。相手がどう反応するかは、相手の課題。
8.22.2025
米イーストランシング市でラーメン1杯は$18.8≒2,700円だった。ひえーー🍜
アメリカの物価高がヤバい。
先日京都でラーメンを食べた。駅前でけっこうおしゃれなお店だったのでそんなに安くはなかったけど、ドル換算で$8.21だった。
「え、8ドル?? 安…。」と思わずにはいられなかった。アメリカで暮らしていたら、8ドルで買えるものは限られている。まして外食はできない。カフェでコーヒーを飲めるくらいかな。18-20%のチップも渡さなければならないから。
そこで調査研究課題。
「私が住んでいたイーストランシング市で、今ラーメン一杯食べたらいくらだろう?」
イーストランシング市のラーメン屋さんを検索してみて、検索上位3店について、ざっとメニューを見て平均価格を概算した。(特別な食材が載っているなど、高いメニュー品は除く。)
その三店舗での価格がこちら。+20%のチップを入れると、
$20 x 20% = $24
$13 x 20% = $15.6
$14 x 20% = $16.8
これらのお店の平均を計算すると、$18.8。日本で食べた価格、$8.21の倍以上かーーと驚愕。そして1ドル147円で計算すると2,763円だった。さらに驚愕。
1店目の$20がちょっと平均を引っ張っている感はあるが、アメリカで外食すると$20越えは普通なので、突飛な数字ではない。
ラーメンは安い方なので、イタリアンとか行くともっと高いと思う😱
都市によってももちろん違うだろう。ボストン市とか、物価がべらぼうに高かった。
いやはや…。よっぽど収入が高くないと外食できないですね。
せやねんなーー。だから結局アメリカに住んでも自炊が主になるし、文化的施設も大都市に行かないとなくて、大自然はあるけど、外食もしにくいし、なんか物足りないんだよねーって感じになるんだよな。アメリカで仕事したいって思わんでもないんだけど、仕事以外の生活のことを考えるとやっぱり躊躇するよなーー。結局4年前に出した結論と一緒である。と、帰ってきたちょうど4年前の8月のことを懐かしく思い出したりしている。成田近くのホテルで2週間缶詰だったなーーあれから4年なのかーーなつかしいーー
8.21.2025
自分のカイゼン例3つ:几帳面さ、やりたいこと実現、心理学でメタ認知力。人はまだまだ進化できるね!
Empowermentとして、自分を変えられた事例も思い出しておこう。
1.雑→几帳面へ
若い時はけっこう雑なところもあった。ファイルとか、びっちり揃えるのではなくて、わざと乱雑にしておくのが格好いいとも思っていたフシがある。でも、社会人になって、それじゃあ仕事の効率が悪いな…整理整頓したほうがパフォーマンス上がるな、と気がついたのでそうするようにした。今では几帳面に何でも整理、分類、メモしておく習慣ができ、揃ったものを見るととても快感。クライアントにも喜ばれる。
2.引っ込み思案→やりたいこと実現
したいことをする、大学院留学を選択できたこと。昔から留学したかったけど、費用が高額だし、とか、交換留学でしても一年留年するだけだし、とか、とりあえず新卒カード使っていい会社に入ったほうが有利だし、とか何かと理由をつけて挑戦しなかった。でも、やっぱりやりたいなとずっと思っていた。その気持ちにずっと蓋をしてても人生送れたと思うけど、思い切って行動して本当によかった。一旦決断すると、割とするっと研究室に受け入れてもらえたり、英語の試験通ったりするわけです。親が一瞬反対してきたりもしたけど、ほんとに行ってよかった、頑張ってよかった。それは、自分の意志で人生の決断をしていく、そしてそれが上手く行った、という成功体験になりました。
3.感情・観念に振り回される→心理学でメタ認知
人の感じ方、行動、考え方まで、どうしてそうなるのか、いろいろな背景やパターン、理屈や説明を学ぶことができ、自分の心と頭に何が起こっているのか、どうして同じような問題にいつもぶち当たるのか、なども見当がつくようになった。学びはまだまだ現在進行中だけど。なんにも知らなかった頃に比べれば遥かに知識もメタ認知力も上がり、客観的に自分の心を観察して、「こういう理由で、こう感じていて、それは小さい頃に作ったこの観念が原因かもしれない。でも、それは書き換えられるよね、今。私は自由だもん。」みたいな思想ができる。これは武器。マジで義務教育で教えるべき内容である…!
うんうん、これは希望に溢れたストーリーである。人ってまだまだ進化できるね!だって、知識も経験も人生年数が増えるに従って増えてくんだから、調理道具も調味料も多様になっていくわけです。そりゃあ対応できる献立や食材も増えていきますわ。
8.20.2025
ケンカしない、じゃなく、心の波風を伝えて解決できる人になりたい。
私はケンカしないほうです。
しかし聖人君子の心は持ち合わせていないので、必ずしもいつも心が凪なわけではない。心の波風を、出せないだけだったりする。
ケンカしない(感情的な言い合いをしない)にも2種類あると思う。
1️⃣抑圧してる、言えないだけ。
2️⃣上手に伝えて、問題解決している。
私は1を選んでるだけだな、ととみに気付かされることがあったので、ケンカしない人じゃなくて、感情的な言い合いをせず、自分の心の波風を丁寧にはっきり伝えて、問題解決する人になりたい。
根本カウンセラーの釜飯事件の記事にあったけど、
相手の機嫌が悪い時、「自分の力及ばず…」とか、
自分がガマンしないと関係が成立しない、
ってついつい自動思考で思っちゃうけど、本当はそうじゃないんだよね。背負いすぎ。
それをずっと続けるんでしょうか、って自分に問いたい。いつも、その場しのぎというか、その場で問題を起こさないようにして、長期的な影響はあまり考えずにとりあえずその場を乗り切る、やり過ごす、というのもクセになっている気がする。
あと、「自分の気持ちに素直になったら何がダメなの?」
断られるのが怖い→断られたらどうなるの? 傷つく、嫌な気持ちになる、嫌われたと思ってしまう。
→ほんとに傷ついちゃうの?傷ついたらダメなの?立ち直れないの?
→いやな気分になったらだめなの?立ち直れないの?
→ほんとに嫌われるの?そうでもないよね?
というふうに、自分に問い合わせをしていくことも有効ですね。幼い頃から握りしめてきた思い込みを手放すために。
8.19.2025
すんなりNoを言えた成功体験。
ある知り合いから、「◯◯に関する講義をしてくれませんか。あと、あなたの知り合いのXXXさんを紹介してくれませんか」とお願いされた。
その内容は、まだあまり親しくなっていない段階での依頼内容としては、ちょっと負荷が大きい感じだと思った。何だろう…ダメでもともと、OKなら儲けものという感覚なんだろうか。
以前の私なら、いい顔をしたい、とか、できる人でありたい、とか高い理想と気遣いで引き受けた…かもしれない。けど、今回は「え??😳 それはちょっと厚かましくない? したくないわ」と思ったので、素直に、「講義は苦手なのでパスさせてください。知り合いのXXXさんは、今そういう状況ではないようなので難しいと思います」って言えた!
素直に即お断り、で、何の問題もなかった! ので、これは成功体験として記しておきたい。
自己犠牲なんかしなくてもOK!!
8.18.2025
おぼん。Bonfires on Bon holiday
8.17.2025
「話を聴く専門家に、他言される心配もしがらみもなく、思いや感情の整理を手伝ってもらえる。」カウンセリングのすすめ
- 他言される
- しがらみ(気を遣う)
- 求めていないアドバイスをされる
なんで感情の解放が必要なの?
全員が必要ではないかも
カウンセリングが役立つ時は訪れる。それが人生で、それが普通。
プロカウンセラーに話すメリット
①話を聴くプロ
②守秘義務がある
③しがらみなく話せる
④自分では気づけないことに気づいてくれる
じゃあ、聞き上手な友人や家族とは何が違うのか?
カウンセラー探しは元気なうちに!
余談:合わないカウンセラーさんは、いる。
次回予告! 私がどん底の時のカウンセリング初体験
8.16.2025
NewsWeekに載っていた、「長女症候群」がけっこう当たっていてドキリとした話
「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が教える「長女症候群」からの抜け出し方
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2025/08/564066_1.php
これやばいなーー
当たりすぎてドキッとする。目を背けていたものを眼の前に出された感じ。
長女症候群の特徴:
- 幼少期から世話役・支え役・感情の拠り所を担う、家族の「感情の温度計」として空気を読む。
- 親・養育者の役割を背負わされる(親化(parentification))
- 「休むと怠け者」と刷り込まれ、忙しさが自分の価値となっている。
- 思考が止まらず、リラックスできない、眠れない。
- がまんすることにより、家庭内の危機管理役を大人になっても続けてしまう。
「親化」はそんなに強くなかったかもしれないけど、自分を出すことは早々に諦めて、相手に合わせて生きていく、自分が我慢してその場を丸く収めるというのが習慣になっていたと思う。
「忙しくいてこそ価値を感じる」のは長女症候群の一つ。自分が頑張って家庭を機能不全から守っていたから、自分が休んでしまったら世界が崩壊してしまうのだ。
そのような自覚は、なくはない。(だから、妹が自由奔放で自己を確立していて早々と結婚相手を見つけたのは、その環境を作っていた私の功績もあるんじゃないかとか思っている笑)
文系に行きたかったけど理系に進んだのは、「手に職をつけたい」という理想もありつつ、自分の欲しいものを主張する自信がなく、楽(自分が興味があることをしているから楽だ、という意味での「楽」)で楽しそうな文系に、罪悪感があったんじゃないかと今になって思う。
自分が自分であることは、あなたを大切にしてくれる人に対しての唯一の責務である、って言う言葉が響く。
単純に学業で成果を出したりするのは楽しかったし充実感はあったし。実行力とか仕事の能力は多分高い方なんだろう。それと、人間関係調整能力、対人能力とは全然別のことなんだなっていうのは最近気がついた、という…。
「本当の休息とは、単に体を休めることじゃない。
『自分が動いていないと、世界が崩れてしまう』という思い込みを手放すこと。その信頼を、自分の中に育てていくことなんだ」
- 自分が自己主張しても相手は不機嫌にならない
- ケンカしても関係は終わらない
- 自分が楽をしても世界は崩壊しない
っていう成功体験を、少しずつ積み上げて行こうと思う。
8.04.2025
少林寺拳法のいいところを教えてもらったら人生の大事なことにも光の当たる示唆深い内容だった話。
少林寺拳法のいいところ:
コミュニティ(居場所、所属)ができる。子供から大人まで。
ボランティアでやっているので変な人がいない。
礼儀、忍耐力が身につく。
背後に仏教を基にした哲学がある。
筋肉つく、太らなくなる。
護身術が身につく。
ストレスが溜まっている状態の反対は「没頭」。
8.03.2025
自分のしたい仕事、それで飯を食えるか問題、AI問題、なんかいろいろと語った。
キャリアの考え方について5−6人でお話する機会があったのでメモ。。。勉強になるーー!
「自分のやりたいことだけで仕事を選ぶとつらいかも。」
Tさん「環境保護、資源保護に貢献したかった → そういう事業をしている会社に入ったけど、下水処理の部署に配属された。できて当然、できなかったらすごいクレーム来て怒られるキツい仕事だった。」なぜそれを続けられたかというと、職場の人間関係がよかった(「この人たちのためなら頑張ろう」と思えた)ことと、下水処理の機械の仕組みなどを学ぶのは面白かったから。利他的な大きな目標に忠実に生きるというのは大変かもしれない。そのストレスに耐えられるかは考えたほうがいい。例えば国境なき医師団は幸せなのか?とか考える。
耳障りのいい言葉、社会貢献で自分の進路をガチガチに固めるのも怖いなと。自分の興味、無理なくできる、という基準も大事。」
「好きなこと・できること・強み」の3要素
Sさんの友人が最近出した本では「好きなこと・できること・強み」の3つの要素を考えるそうだ。「できること」と「強み」が別で扱われているのが興味深い。
「できること」でも、それをすることでただ消耗する、しんどい、ということであれば続かない。私は接客をやろうと思えばできるけど、ただ消耗するだけなので、できることではあっても強みではないということか、なるほど。
強みとは、「自分では当たり前のようにできちゃうこと。だから、自然とそれをやろうと活力が湧いてくること。」「難なくすることができて、それで人に感謝される」という仕事が一番無理なく続けられる。接客だって、「大好き、何時間でもできる、生きがい。」という人もいれば、「一人で作業するの大好き。そのクオリティを上げるのに快感を覚える。」という人もいる。まさに適材適所。
だから、ただ「手芸が好き・得意」ってだけでそれを仕事にするのではなくて、それが自分の強みも活かせるものなのか=すなわちお客さんのためにそれをやろうという活力が自分から湧いてくるのかどうか、を判断せよ、だそうだ。
●手芸が好きで、それを職業にできる人=自分の作るもので、どうお客さんにどう喜んでもらおうか、もしクレームが来たりしても、じゃああれをしてみようか、これをしてみようかと活力が湧いてくる。
●手芸が好きだけど、それを職業にするのは向いていない人=お客さんに喜んでもらうためのアイデアが浮かばない、自分の作品を売ってお金にするプロセスのどこかの部分がしんどい、苦しい。
なるほど…。
八木仁平さんの 好きなこと×得意なこと×貢献したい分野 という方程式もあったけど、まあだいたい同じことを言っているかな。
では私の強みとは…
私は
- 論理的に物事を考え、それを文章で説明する
- 実験結果を効果的に伝える図表を作成する
- 分析的な視点で物事を見て評価して考える
- 整理整頓する
といったところが好きで得意で強み、活力が湧いてくる、趣味でもしたい、っていう感じ。なので、研究はやはり向いているんだろうな。さぁーーどうするかなーー
夏のカウンセリング。
- いままで努力していろんなことを成し遂げてきたから、「できる自分」「努力する自分」がデフォルト
- 生育環境とか性格から、「相手の機嫌の波・変化を受け止め、自分は自己主張しない=価値がある=愛してもらえる」という方程式ができている