キャリアの考え方について5−6人でお話する機会があったのでメモ。。。勉強になるーー!
「自分のやりたいことだけで仕事を選ぶとつらいかも。」
Tさん「環境保護、資源保護に貢献したかった → そういう事業をしている会社に入ったけど、下水処理の部署に配属された。できて当然、できなかったらすごいクレーム来て怒られるキツい仕事だった。」なぜそれを続けられたかというと、職場の人間関係がよかった(「この人たちのためなら頑張ろう」と思えた)ことと、下水処理の機械の仕組みなどを学ぶのは面白かったから。利他的な大きな目標に忠実に生きるというのは大変かもしれない。そのストレスに耐えられるかは考えたほうがいい。例えば国境なき医師団は幸せなのか?とか考える。
耳障りのいい言葉、社会貢献で自分の進路をガチガチに固めるのも怖いなと。自分の興味、無理なくできる、という基準も大事。」
「好きなこと・できること・強み」の3要素
Sさんの友人が最近出した本では「好きなこと・できること・強み」の3つの要素を考えるそうだ。「できること」と「強み」が別で扱われているのが興味深い。
「できること」でも、それをすることでただ消耗する、しんどい、ということであれば続かない。私は接客をやろうと思えばできるけど、ただ消耗するだけなので、できることではあっても強みではないということか、なるほど。
強みとは、「自分では当たり前のようにできちゃうこと。だから、自然とそれをやろうと活力が湧いてくること。」「難なくすることができて、それで人に感謝される」という仕事が一番無理なく続けられる。接客だって、「大好き、何時間でもできる、生きがい。」という人もいれば、「一人で作業するの大好き。そのクオリティを上げるのに快感を覚える。」という人もいる。まさに適材適所。
だから、ただ「手芸が好き・得意」ってだけでそれを仕事にするのではなくて、それが自分の強みも活かせるものなのか=すなわちお客さんのためにそれをやろうという活力が自分から湧いてくるのかどうか、を判断せよ、だそうだ。
●手芸が好きで、それを職業にできる人=自分の作るもので、どうお客さんにどう喜んでもらおうか、もしクレームが来たりしても、じゃああれをしてみようか、これをしてみようかと活力が湧いてくる。
●手芸が好きだけど、それを職業にするのは向いていない人=お客さんに喜んでもらうためのアイデアが浮かばない、自分の作品を売ってお金にするプロセスのどこかの部分がしんどい、苦しい。
なるほど…。
八木仁平さんの 好きなこと×得意なこと×貢献したい分野 という方程式もあったけど、まあだいたい同じことを言っているかな。
では私の強みとは…
私は
- 論理的に物事を考え、それを文章で説明する
- 実験結果を効果的に伝える図表を作成する
- 分析的な視点で物事を見て評価して考える
- 整理整頓する
といったところが好きで得意で強み、活力が湧いてくる、趣味でもしたい、っていう感じ。なので、研究はやはり向いているんだろうな。さぁーーどうするかなーー
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