Empowermentとして、自分を変えられた事例も思い出しておこう。
1.雑→几帳面へ
若い時はけっこう雑なところもあった。ファイルとか、びっちり揃えるのではなくて、わざと乱雑にしておくのが格好いいとも思っていたフシがある。でも、社会人になって、それじゃあ仕事の効率が悪いな…整理整頓したほうがパフォーマンス上がるな、と気がついたのでそうするようにした。今では几帳面に何でも整理、分類、メモしておく習慣ができ、揃ったものを見るととても快感。クライアントにも喜ばれる。
2.引っ込み思案→やりたいこと実現
したいことをする、大学院留学を選択できたこと。昔から留学したかったけど、費用が高額だし、とか、交換留学でしても一年留年するだけだし、とか、とりあえず新卒カード使っていい会社に入ったほうが有利だし、とか何かと理由をつけて挑戦しなかった。でも、やっぱりやりたいなとずっと思っていた。その気持ちにずっと蓋をしてても人生送れたと思うけど、思い切って行動して本当によかった。一旦決断すると、割とするっと研究室に受け入れてもらえたり、英語の試験通ったりするわけです。親が一瞬反対してきたりもしたけど、ほんとに行ってよかった、頑張ってよかった。それは、自分の意志で人生の決断をしていく、そしてそれが上手く行った、という成功体験になりました。
3.感情・観念に振り回される→心理学でメタ認知
人の感じ方、行動、考え方まで、どうしてそうなるのか、いろいろな背景やパターン、理屈や説明を学ぶことができ、自分の心と頭に何が起こっているのか、どうして同じような問題にいつもぶち当たるのか、なども見当がつくようになった。学びはまだまだ現在進行中だけど。なんにも知らなかった頃に比べれば遥かに知識もメタ認知力も上がり、客観的に自分の心を観察して、「こういう理由で、こう感じていて、それは小さい頃に作ったこの観念が原因かもしれない。でも、それは書き換えられるよね、今。私は自由だもん。」みたいな思想ができる。これは武器。マジで義務教育で教えるべき内容である…!
うんうん、これは希望に溢れたストーリーである。人ってまだまだ進化できるね!だって、知識も経験も人生年数が増えるに従って増えてくんだから、調理道具も調味料も多様になっていくわけです。そりゃあ対応できる献立や食材も増えていきますわ。
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