11.02.2015

社会に出るということ

未だに学生に間違われるのは、垢抜けていないからではなく、若く見えるからってことにしておこう。(まあ、単に博士課程の学生という意味かもしれないわけで、それなら年齢相応だけど)
それにしても、社会人経験者と大学生は雰囲気というか、立ち居振る舞いが全く違う。社会人のほうが大人っぽい。例えば、初対面の人にきちんと挨拶したり、感じよく微笑みながら相槌を打ったり。どんな人とでもとりあえずまともな会話ができる。学生には、それができないというか、し慣れていない人が多い。あくまで傾向論。
学生がそういう訓練をされていないのは頷ける。大学はそんな場ではないし。バイトしてる人はできるのかもしれない。それにしても社会人の大人な態度は、毎日絶対に決まった時間に出勤しなければならない、意に沿わないこともたくさん言ったり、しなければならない、といった甘えの許されない環境で培われたものだと思う。それは学生の置かれた環境よりも厳しい。不思議なもので、厳しい環境で鍛えられるほど、物腰は優しくなる傾向あり。決してスパルタを肯定しているわけではない。しかし、ゆる〜い環境で自分を律するのは難しい(エネルギーを節約したいのは生物の性なのだから)。

とりあえず学生と社会人は違う。学生の頃からそう感じていて、社会人をかっこいいと思っていた。だから早く働きたかった。いま、社会人の立場から学生を見て、やっぱり全然違うなあと思う。率直に。普通の会社員でもそう思うのだから、軍隊にいた人などはもっとその差を感じるだろう。謙虚が一番だ。

それにしてもなんて陳腐なタイトル(^_^;)

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