2.28.2016

小春日和の練習風景

今日も芸短で3時間みっちり練習! だんだん歌えるようになってきています! ハモりの重厚感がすごく綺麗。Hostiasなんて、美しすぎて鳥肌。ホールがまたいいのです、音の響きが違う。レガートとマルカートのメリハリ、表情を感じながら、200年前の名作の真髄に迫っていきます。

周辺は住宅地なのですが、今日初めて散歩してみたら、総レンガのかわいい家が! まるでおとぎの国から出てきたような...。赤い車がまたいい味出してます。こんな家に住めたら心踊るー

梅もまさに花開かんとす。蕾がたくさんついている時って、花真っ盛りの時より好き。パワーに溢れていて、どんな美しい花盛りを迎えるのだろうかと想像させる。未来への希望に満ちているというか...。そしてその蕾ばかりの時は一瞬で、すぐに過ぎ去ってしまうからなお貴重。美しい季節が今年もやってきました。

2.26.2016

二面性

育休を取るといいながら不倫問題を起こした人、辞職したその上で「自分に言う資格はないが、男性の育児参加の流れが止まらないことを願っている」と言っていた。

人の持つ二面性の例は枚挙にいとまがない。どちらが本当のその人なのか。以前はそれがうまく消化できなかったが、どちらもなのだろうということで一応納得はしつつある。同じ人でも機嫌のいい時と悪い時で人格が違ったりするではないか(もっとも、そんな人を大人とは認識しがたいが)。

人にはいろいろな側面がある。どの面も滑らかに穏やかに、満遍なく光が当たっている菩薩のような人もいれば、ある一面にしか光が当たっておらず、その逆の面は黒々としてトゲがあるような人もいる。そんないろいろな面が組み合わさって個人という立体が出来ている。

そう思うことにしよう。

2.22.2016

モーツァルトのネタは切れない

モーツァルトレクイエムにはよく、ミーソードーミー (ドからソまでの5個の鍵盤をイメージしてください)というような流れがたくさん出てくる。よくある繰り返しテーマだなと思っていたら、なんとこれ十字架を現しているんだって! 確かに、楽譜を立て向きにして、ミーソードーミーの動きを見てみるとそうだわ!! すごいーこんなところに隠れた仕掛けが。見えない音楽で、見える物体である十字架を表現するという発想が飛び抜けている。気付いた人も素晴らしい。他にもこんな仕掛けがあるのかなー

2.21.2016

昔懐かしい味

祖母の手作り料理が届いたー県内当日便万歳。煮物と草もち。

草もちは中にきな粉が入っている。我が家ではこれが定番だけど、けっこう珍しい仕様らしいと最近知った。よもぎの野菜っぽい味ときな粉の甘さがマッチしてすごく美味しい。

煮物は左上から時計回りに、切り干し大根、センマイ、昆布、椎茸。旨みたっぷり、愛情たっぷりのほんわか煮付けです。これさえあれば何もいらないっす。もぐもぐ。

モーツァルトな日曜日


モーツァルトレクイエムで始まり、モーツァルトレクイエムで終わっていく休日。
そんな日があってもいいじゃない。

KyrieとDies iraeの2曲はかなり有名どころで、何かどこかで聞いたことのあるような?感じ。
しかしながら音取りの難しさは格別。
ソプラノ、テノールは高音が殆ど叫ばないと出ない。(喉をいためないでね…)
アルト、バリトンはハモリのため音程が異様に取りづらい。

加えて、Kyrieの4分音符、8分音符、16分音符の乱れ撃ち&全くパターン化できないメリスマ。4パートの追いかけっこなので、入るタイミングを計るときに他パートをあてにできない(笑)。強敵ですーー 加えてAllegroなので何が何やら、あたふたしているうちに曲が終わる。合唱の難所を総動員させたようなこの曲ですが、プロがオーケストラとともに歌っている動画など観るとやはり圧巻。この域に達したい。

ピアノ伴奏も難しい。鍵盤を自由に右に左に、動きがダイナミック。
象徴的なエピソードが、先日2回目くらいのKyrieの練習のとき。
ピアニストの方は才色兼備でどんなに難しい曲でも難なくこなして、スムーズな練習の影の立役者となっているのだが、この時ばかりは、Kyrieの終局部分の演奏を追われるような気迫で一気に駆け抜けた。そして速攻で、「難しい!!!」と叫んだ。

彼女が伴奏を難しいと言ったことも、そんなに感情を露わにすることも今までなかったので、我々は驚いた。「え?!」 ピアノ奏者にとっても歌い手にとっても非常に難易度の高い曲である… 難しさを再度、共通の認識として確固たるものとし、団結力の強まった一件であった。ちなみに全く間違っていませんでしたよ。「難しい!」と言いながらも…それがすごいところ。

今回はあまり賛助の方が集まっていないようだーー 特に男声パートはそれぞれ1桁台…。大丈夫でしょうか。。誰か来てほしいー


タイ三昧の思い出

あーー また食べたくなってきた...
特に合唱練習前にちょこっと食べただけで2.5時間練習、その後1.5時間かけて運転の後に見ると。。
モーツァルトレクイエムに果敢に挑戦中ですーー!

2.19.2016

Beautiful twilight

短くても頻繁に更新プロジェクト、始動!

長い1週間だった…。
何かを待っている時間というのは、とても長い。いつも時間に追われてばかりだったので、たまには時間を追いかけてみようじゃないか。

2.17.2016

「アフリカンネイバーズ」ーアフリカの隣人たち



アフリカのサハラ砂漠、サバンナを4WD、ラクダ、セスナなどで縦断、エキゾチックかつ破天荒な旅行記。しかし景色は素晴らしい。資本主義の波がアフリカにも来ているが、一方で自足自給生活の民族もいる(その子供たちにキャンディーをあげても、なにこれ?という反応だったらしい)。彼らの暮らしを直に見ることは著者くらいのアフリカ好きでないとできない(時間的にも、精神的にも…)。

南アフリカ共和国は様々な人種の入り混じった国。ニューヨーク在住経験もある彼女は、そんな中に混じると安心感を覚えるそうだ。私も同じ気持ちをシンガポールで味わったことがあるので同感。「ここなら外国人として特別視されるのではなく、群衆の中に紛れ込める。ほっ」

黄熱病の予防接種の必要な地域にもふらりと行ってしまうほどの彼女。今でも健在だと思っていたら、なんと癌で既に他界されていた。人生分からないもので、生きているって本当に貴重なことです。

最近、僻地で活動している日本人の方を訪ねていく番組が多い気がするけど、みなさんそれぞれあるべき姿をしっかり持っていて行動に移していて、頭が下がるばかり…。せめて金銭的にでも、その貴い行動を支持したい。

2.15.2016

Great music always rings

Our next mission! Mozart requiem - Levin version!!

The repetitive theme is quite a characteristic of this. I don't know much about music history, but it is obvious that Mozart was a genius. Everything is so powerful that I often overwhelmed in the songs. The moment suddenly arrives when four parts spreading to every direction come back to one perfectly harmonized existence.

If Faure's requiem was a beautiful and calm lake with gentle tides, Mozart's is the stormy Pacific Ocean with swirling winds. 

It's a great honor to be a part of this gorgeous music and moreover, to be the first choir to perform this Levin version in Kyushu!

The songs are sure challenging, especially with incredibly high notes for soprano and tenor, but it's worth trying. When our voices come together, the beautiful layers of music will go beyond the horizon.

2.14.2016

Spring sprang!


梅が今年も咲いている。例年よりかなりはやい。

日本酒キットカットなるものが発売! アルコール0.8%で大人の味。甘酒みたいな感じでホワイトチョコレートとよく合う。パッケージも素敵。ぜひご賞味あれ。キットカットの味は実にいろいろな種類が出ている。外国人旅行客に売れまくっているらしい。抹茶に引き続き、和風なものが出るのはやはりうれしい。

トムヤムクンとcocolate


別府のタイ料理レストラン「トムヤムクン」とカフェ「cocolate」。

タイ料理は日本人向けにアレンジしてるようで、味は違うけど美味しい! 大分県唯一のタイ料理じゃないかしら。。

スコーンは注文してから焼くので時間がかかるけど、その分焼きたてほかほかで超おいしいーー 香りもいいーー バターがどれだけ入っているかを後で調べて驚愕しつつも、素朴な味で香ばしくておいしいので二個ペロリといけちゃう。自家製ジャムも美味。このお店が近くにあったらヤバイわ。

Visitors

The other day I helped hosting two groups of visitors to the company from California and New York.

They came to lean how Shochu is made and packaged so that they can explain it well in their home country. The factory tour covered the department's of sake Brewery, the shochu manufacturing and bottling.

It was interesting to see the sake factory as it usually does not accept visitors due to strict hygiene control.

論文進捗

論文の続き。

草稿1提出 → 手直し → 草稿2提出 → 打ち合わせ、論旨決定 → 手直し → 草稿3提出 → OK!! → 翻訳 

とまで来ております。長い道のり~~~

人に内容を見てもらえるというのはとても勉強になります。
話題がいつの間にか変わっていたりとか、同じ内容を二回言い直している箇所があるとか、自分では気づかない点がやはりたくさん。

今回で内容が(ほぼ)確定したので、「どう書けばいいんだ…この箇所はいるのか、いらないのか?」と悩む必要はなくなったので後は単なる作業になりつつあります。ここからは効率・速度重視ですよ!

今後の流れは次の通り。

翻訳完了 → 共同研究先へ提出 → 何度かの手直しと打ち合わせ → 投稿 → 査読後の手直し → 完成!! 

共同研究先からのチェックにより大幅に改変が必要、なんてことのないように祈っております。遺伝学的実験については向こうの方がプロだしその場合もしょうがないけどーー。

もう少しだ!と自分を振るい立たせる日々です。

追記:大学などで出される小論文はessayと呼ばれるけど、随筆もessayという。論理的に物事を議論する小論文と、叙述的な文学作品である随筆が同じ名前で呼ばれているのは興味深い。ひょっとして違う言葉もあるのかな。

「ハーバード白熱日本史教室」



It is a biography of a Japanese lecturer at Harvard with detailed "history" of her PhD study and the classes she teaches using active learning methods.

Some things were impressive; she changed her major from mathematics to Japanese history when she entered a graduate school, she finished her PhD in just three years after gaining required course credits at an astonishing pace, and her Japanese history class grew so popular that she achieved multiple awards from the students.

It was very different from the book "Justice" by Michel Sandel, another professor at Harvard teaching ethics and social issues. His book explains how we can recognise, justify, or find a solution to certain problems around us, just like he does in his class. Dr Kitagawa's, on the other hand, mostly talk about her early career life as a PhD student and a lecturer. In that sense, it is more of an essay than an academic book.

The new methods she used to teach her class seems more interesting than the conventional lecture style - just listening for 90 minutes in a 300-seat auditorium. Active learning are useful such as writing, drawing, walking to a library, working in a group. The more audience, the harder it becomes to keep their attention.

The amount of learning depends on the student's motivation, but having them do something is effective rather than sit there the whole time. Looking back my undergraduate experience, most memorable classes are; ethics where I served as one of the presenters, English presentation class where I gave a short speech every other week and got feedback from the lecturer and my peer students, and food preservation class where the professor collected questions from all the students and answered each one of them - it was a very good idea to prevent fake attendance and encourage students' curiosity.

Overall, the book was OK.. It was also interesting to read other people's reviews on this book.

It is important to mention that students' evaluation of lectures are sometimes more or less popularity vote, so it may not be a absolute indicator of a "good" class.