5.30.2023

住蓮山安楽寺 Anraku-ji

 一眼カメラを借りることができたので張り切って撮影。やっぱりスマホカメラとは全然違う。感動。ところでこの安楽寺、とても悲しい謂れがある。御所に仕えていた松虫姫と鈴虫姫、才色兼備の女官だったが、虚飾に満ちた現世に嫌気が差し、出家を志すようになった。ある夜ついに御所を忍び出て、住蓮上人と安楽上人に剃髪してもらい出家を果たす。が、激怒した後鳥羽天皇は両上人を斬首の刑に処す。両上人はもちろん、姫たちの心境たるや想像するだけで苦しい。そんな彼らを弔う住蓮山安楽寺、今は季節の花々に彩られ、静かに穏やかに時が流れている。なんと、内部にけっこうな広さのカフェもある。木の内装がほっこり。今昔の対比が…何とも言いがたいものがある。

I borrowed a single-lens reflex camera!  So I was exuberant to take pictures with it at Anraku temple.  It's totally different from a smartphone camera, of course. I am impressed by the quality and depth it can capture.  By the way, there is a very sad story about this temple.  Princess Matsumushi and Princess Suzumushi, two talented and beautiful courtesans who served the imperial palace, grew tired of the pretentiousness of this place and decided to become priestesses. One night, they finally sneaked out of the palace to have their hair shaved by Priests Juren and Priest Anraku. However, Emperor Go-Toba enraged and had them both beheaded. One can only imagine how the princesses must have felt, not to mention the two priests. The temple where their spirits are mourned is now decorated with seasonal flowers, and time passes quietly and peacefully there. To my surprise, there is a café inside the temple, which is quite spacious. The wooden interior gives a relaxing atomosphere. 

一眼。影がよく出るので雰囲気が出る。

これのみスマホ。いや、これだけ見るとスマホのがええやん…って思うのだが。。ただ奥行きがあまりない感じはする。

以降一眼。やっぱり奥行きが出て影が出るので、何とも言えない妙が出る。自画自賛?ではないつもり…。




これこれ!!! これがやりたかった!!!


夕方なので暗い…。

ISO上げすぎ注意!!


こんなに規則的に並ぶシダ、何者?? 実物の方がもっと、幾何学的で目の錯覚が起こりそう。


最近のカメラの素晴らしいところは、WiFiで写真をカメラからスマホに転送できるところ。これほんと便利。結局編集するのも共有するのもスマホだし。いちいちPCにコピーしなくていいのは大変助かる。あとは、スマホの容量との相談。

撮影設定 5MB、元サイズで転送、Google Photosに落としても大きさ変わっていない、と思われる。
撮影設定もう少し小さくてもいいんだが…。2MBで転送というオプションもあるがそれだとけっこうノイズが出る。ただ、もう少し低いISOで撮ったら気にならないかもしれない。本来2MBで十分なサイズなのだから。要検討である(備忘)。

5.29.2023

にほんご

日本語を教える機会があった。

動詞と助詞のつながりが大変難しそうだった。。

取りたいしたら、ではなく、取りたかったら とか…

くわえて、ですます形なのか、だ・である形なのかでもまた接続を変えないといけないし。「れ」、「か」、「い」、など、四苦八苦している友人を見ていると、言語ってやっぱり難しいなと感じた。フランス語、ドイツ語の活用ややこしすぎて覚えられるか〜〜と思っているけど、日本語でも同じだった…。文法から攻めて、暗記から入るとめっちゃ難しい。聞いて読んで、主語に対応する正しい形を体に叩き込む他ないんだろうか…。

取る。取ります。取られます。

見る。見える。見ます。見えます。

集めます。集めします、ではなく。

れる、られる、が、可能性と受け身の両方あるのでどちらかわからない、とも。

許してください、と、お許しください、の違いは、とか。

英語でも同じ問題があるが、動詞の原形を使うのか、現在進行形を使うのかもちがう。やる。と、やってる。とでは、ニュアンスちがうし。でも、日本語では「やってる」という場面でも、英語では動詞の原形がふさわしい時もある。ほんと…何なんだ。

〜れば、〜たら、〜なら、のちがいは?とか。 わからねえ〜〜 「その時はこっちを使うかな…」とかしか言えない。言語を学問として習うか、子供のときに習得するかって本当にちがうんだな。

いろいろ聞いて、耳で覚えるしかないんだろう…。



5.28.2023

「ロンドン丼」玖保 キリコ

くぼさんのく、が、王偏に久しいというのは珍しい…。

やっぱりいろんなことが起こるロンドン暮らし。アメリカとちがうところもあり、にているところもあり。

雨漏りは日常茶飯事、水道管工を呼べば、まず大工を呼んで天井に穴を開けてください、それから来ます、だったり。

パブリックスクールというのは公立学校ではなく、私立の、富裕層のための寄宿制の学校。イングランドの場合。本物?の公立はステイトスクール。かなり混乱する。

イギリスでは子供から大人までなにかにつけて仮装するらしい。仮装用品店は、Fancy dress shop と呼ばれる。

子供用の本は男の子の本、女の子の本、とはっきりわかれている。理由は、男の子が本を読まないので、男の子向けの本をたくさん出版したら、より二極化が進んでしまったから、とのこと。ハリー・ポッターなどは例外的に、男女ともに人気だそう。女の子が男の子向けの本を読むのはありでも、逆はないと思われているらしい。男の子は「べき」論で縛られているとみるべきか、女の子は男の子に少しでも近づこうとすることが奨励?されていると見るべきか…。イギリスが先進国ではない部分も、たくさんある。

野球よりもっと手軽なスポーツ、Rounders というのがある。ダイヤではなく五角形。

英国北部では、「Tea」は夕食。

スコットランドの国民的詩人、Robert Burnsの誕生日(1月25日)を祝う行事がある。飲み食いしながら彼の詩を朗読するというものだ。Burns' Supper らしい。

保存区域が全国に8000箇所ほどあり、古い建造物を守るため。1840年以前に建てられたものは全て保存。対象は建物から運河までなんでもあり。自由に外観を変えることが許されないので、たとえその建物を買ったとしても、外観は保存し、中のみ改装する。

義務教育は、プライマリースクール(5歳)からセカンダリースクール(16歳)まで。GCSEという8ー10科目の全国統一試験を受けて修了。(合否があるのかは…?)GCSEでどの科目を受けるのかは、中3にあたる14歳で決めないといけない。

大学に行きたい場合は、さらにSixth Form (17ー18歳)に進み、GCSEよりも少ない科目を専門的に学び、大学入学試験にあたる「Aレベル」の試験を受けて、大学に応募する。どういうものがAレベル試験に出るかは、その年度の2年前に決まるので、先生はそれに沿って教えていく。Aレベルの文献リストのなかにある劇が入っていたとしたら、その劇が上映されるときにはSixthForm生が大挙して見に行く。といったことも。出題内容がわかっているのはありがたい…。

プライマリースクールの生徒選択基準は学校からの距離なので、学校の近くの家はいい値段がつく。

セカンダリースクールには、同じ公立でも入学試験のあるグラマースクール、誰でも入れるコンプリヘンシブスクールもある。

5.26.2023

在日コリアンについて

観光業の友達経由でこんな話を聞いた。ある高校生が修学旅行でパスポートをなくした。学校で使っている日本名は本名じゃないこと、在日コリアンであることが絶対にばれないようにしてほしい、と、添乗員さんに泣いてお願いしたそうだ。

在日コリアンの本を立ち読み。戦後、朝鮮半島が冷戦の戦場になったこともあり、日本から朝鮮半島への帰国をためらった、またはしなかった人たちは数十万人にのぼった。でも、彼らの日本在留権が永久的なものとしてみとめられたのはそれから30年も経ってからだった。この扱いは非道だった。人権って、ごくごく最近の概念なんだなと思い知る。そして今は、在日コリアン4世、5世まで生まれていて、日本人との結婚も進み、子供が国籍を選べたり(するようになったのもごくさいきん、1980年代。それまでは、父親の戸籍が子供の戸籍だった!)、また、韓国から、自分の意志で来日して、仕事をするなりして移住してきている人もたくさんいる。今や在日コリアンの30%が、自分の意志で来た移民だそう。けれど一方で、未だに本名を、名乗りたくても名乗れない人たちがいるとはなぁ…。

京都市の十条辺りは、在日コリアンが多くて、けっこう韓国名(朝鮮名、か)を表札に出している家がたくさんある。ああ、名乗れてるんだな、よかったな。となる。韓国レストラン多すぎてどこからいっていいか分からないんだが…どこか行ってみよう。きっとソウルにもう一回行った気分になったりできそう。


5.19.2023

えーよーえきがく

栄養疫学の研究がやっとこさ軌道にのりそう…! やっぱり新しい分野を勉強するのにはそうとうな時間がかかる!わかっているのに首をつっこんでしまう不思議。自分がやりたかったことに少しずつ軌道修正していってるのだろうか。やりたいことと得意なことが微妙にオーバーラップしていないので、勉強して平均点まで持っていくのにすごく時間がかかる!

あと、前回と同じことをしていてはダメだ、という固定観念もあると思う。ので、いろいろ追加でやって、風呂敷を広げすぎてしまい、収拾がつかなくなる…。自分で自覚すべし。本当は、前回と全く同じことをしたとしても、前回よりは速くできるのだから、それだけで十分価値がある。とりあえず自分の知っている方法で、最短で終わらせることを目指すべきだな…。

でも今回時間がかかったのは、「Case Study」だから、そんなに本腰を入れてやらなくても…と、深入りを避けていたため。ちょっとさわりだけやりました、今後の研究に期待です、みたいな…。しかし、そんなことをしていると他の研究者に見せたときにつっこまれる。案の定、「ん?ここはこうした方が。普通はこうするよ。」とアドバイスが…。というわけで、やっぱりやるならちゃんとしたものを出さないとな、というマインドというか状況になってしまった。アンバーが、「If I do something, I want to do a good job.」 と言ってたことを思い出した。そうやん、それが正しい姿勢やん… だから、プロジェクトはほんとうに、厳選しなければいけないのである。

・とりあえず最速で終わらせる!
・さわりだけは通用しない、やはり、ちゃんとした、その分野のやりかたに則した研究方法がいずれ必要になる…。新しい分野に首を突っ込むときは心した方が良い…。


5.14.2023

泉涌寺と雲龍院 Sennyu-ji and Unryu-in temples

泉涌寺と雲龍院の2つをはしごしてきました!泉涌寺は1200年代?に本格的に造営され、雲龍院は1300年代。丘の上にあるので、行きは結構な登り坂。自転車でゼエゼエ言いながら、ゆっくり、自分のペースで、自転車を降りることなく、完走できた!ことですでに満足。お寺は静かで厳かで、でも若葉の生気に満ち溢れていた。森林浴と、ぽけーっと庭を見つめることで心の充電ができました。心臓破りの坂からの、小鳥のさえずりしか聞こえない広い庭。静と動の対比。

Visited two temples - Sennyu-ji and Unryu-in. Sennyu-ji Temple was completed in the 1200s? Some theories exist.  Unryu-in temple was built in the 1300s. They are located on a hill, so I was gasping for air when I was climbing it by bike!  I was able to reach the top without getting off my bike, cycling slowly, at my own pace.  That was a good confidence builder that if I set my mind to do something, I can do it.  I was already satisfied because of that when I entered the temples.  The temples were quiet and solemn, but filled with the fresh energy of young leaves.  I was able to recharge my mind by walking in the forest and gazing pensively at the beautiful garden, where all I could hear was the chirping of birds.  A large, tranquil garden and a steep hill-climbing.  The contrast of stillness and movement.

















5.13.2023

大学院の推薦書

大学院留学したくて、今TOEFLの勉強しています、超難しい、という人に会った。そうですよね…わかります… でも試験時間は今2時間半になったらしい!昔は4時間近かったのに。時代の流れを感じる。

面白かったのは、その人が、父親のつてを通じて、自分の住んでる市長に推薦状を書いてもらえないかとお願いしたということ。まさに、推薦書が形式的なものであるという日本の習慣を表している、と思った。推薦状は、あなたのことをなにも知らないような組織のトップが形式的に署名だけするものではなくて、上司とか先生とか、あなたの能力と人柄を評価できる人が書くものですよ。大学院の、選考する側は、推薦書、ちゃんと読んでいます。この人、応募者のことを何も知らないな。と思われたら、選考にマイナスになりますよ、と伝えた。肩書き、権力が重視される日本っぽいなと思った。市長推薦で留学する、市を背負うことになる…ので、よくそんな勇気出るなぁ、と思う。若いってすごい。世界各地を旅しているようだけど、いつかその経験で、何をしたいのか、聞いてみたかったな。

5.10.2023

5月の3分の1が終わった頃にはバラが咲く

五月もなかなか忙しい。

プロジェクトを複数抱えていると、いろんな締め切りが一度にやってくるのはなぜだろう?? ばらけてくれてもいいんじゃない?!  

やることありすぎて、ひとつのことをやっている時に他の様々なことが浮かんでくるので、集中力が分散される…。ひとつにまず集中! 一つを仕上げてから別のことを始めるべし。

ばらの季節になったなー

しかしすでに暑い…。メッシュ入れたい。


5.08.2023

連休ぅ

GWの京都の人出がすごいなーー 中国人観光客は少ないが、欧米からの観光客がたくさん! 円安だもんな。植物園いったくらいでしたー フクシアなるものを初めて?見た気がする。きれいな花だった。 家の目の前の工事が休みだったので、とっても静かで仕事がはかどった。やっぱり静けさは何者にも代えがたい。 










白い藤も!