2.17.2016

「アフリカンネイバーズ」ーアフリカの隣人たち



アフリカのサハラ砂漠、サバンナを4WD、ラクダ、セスナなどで縦断、エキゾチックかつ破天荒な旅行記。しかし景色は素晴らしい。資本主義の波がアフリカにも来ているが、一方で自足自給生活の民族もいる(その子供たちにキャンディーをあげても、なにこれ?という反応だったらしい)。彼らの暮らしを直に見ることは著者くらいのアフリカ好きでないとできない(時間的にも、精神的にも…)。

南アフリカ共和国は様々な人種の入り混じった国。ニューヨーク在住経験もある彼女は、そんな中に混じると安心感を覚えるそうだ。私も同じ気持ちをシンガポールで味わったことがあるので同感。「ここなら外国人として特別視されるのではなく、群衆の中に紛れ込める。ほっ」

黄熱病の予防接種の必要な地域にもふらりと行ってしまうほどの彼女。今でも健在だと思っていたら、なんと癌で既に他界されていた。人生分からないもので、生きているって本当に貴重なことです。

最近、僻地で活動している日本人の方を訪ねていく番組が多い気がするけど、みなさんそれぞれあるべき姿をしっかり持っていて行動に移していて、頭が下がるばかり…。せめて金銭的にでも、その貴い行動を支持したい。

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