6.23.2009

読み終わるのがもったいない

先輩からお借りして、東京奇譚集(村上春樹)を読みました。

おもしろい…。

文体が簡潔で、すらすらと読めてしまう。それなのに、一文一文が非常に心に残る。洗練されている。気がつけば4分の3を読み終わっていた。今まで、超メジャーな作家さんの本には手を出さなかったのだけど、さすが、ベストセラー作家は違うなあ、と感嘆せずにはいられない。

偶然とか、ちょっとしたできごとの一致を描いている。
人生を変える、というほどではないけれど、起こる確率は確かに低い、そんなできごと。
そういうこと、たまにある。
こんなことって、あるんだなあと思うようなことが時折あるけど、
のちのち思い出せない。それは本を読み返したときページ抜けしているようなもので、ちょっと悲しい。

また日記を再開してみようかな。
良い本に出会えて、うれしい!

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