11.14.2009

Fai-san

うちの研究室に10ヶ月間研究しにきていた、ファイさんという人が、今日タイに帰ってしまいました…。
会ったのは4月で、とても親切でよく話し、明るい人だったことがすごく印象的だった。なんと、私と誕生日が同じ! だから5月17日にタイシルクでできたストールをもらって、私もプレゼントをあげて、とても仲良くなった。だから今は、とてもさびしくなっている。先週は、ケーキを買ってみんなでお別れパーティをしたり、飲み会を開いたりして…ファイさんの人望の厚さを感じた。

今日も空港で、彼女の所属していた研究グループの人は全員の見送りにきていたし、九大で勉強しているタイ人の友達もたくさん(10人くらい!)ファイさんを見送った。彼らは非常によく話し、活発で、冗談が上手くて面白い。小学生みたいに純粋で、仲良し。東南アジアの人によくみられるような気がする。シンガポールの人も、ブルネイの人も、フィリピンの人もそうである。ファイさんのタイの友達は、彼女がほしがっていたというMP3をプレゼントし、写真をたくさん切り貼りしてシールを貼ってメッセージを書いた特製アルバムまであげていた。ファイさんはとても喜んでいた。何が面白かったかって、思い出のつまったアルバムの一番最後のページに、写真現像のレシートが貼り付けてあったこと!700円くらいだったけど…。「お金ちょうだい」とそのうちの一人が手のひらを差し出しながら言って、一同大爆笑。なんか、いいなぁ。日本人と決定的に何かが違う。感情表現が豊かってうらやましいな、と思う。私たち日本人は彼らの姿を遠巻きに見て、「すごい盛り上がってるね~」「やっぱりファイさんの人望だよね」なんて分析している(笑)。

日本語って、敬語があって上下関係が厳しく、しかもそんなにフレンドリーな付き合い方をしないから、年の違う人やよく知らない人が一緒だとそんなに盛り上がったり騒いだり冗談を言って楽しんだりすることが少ないと思う…。私も、日本語でも英語でも、ユーモアのセンスないなあと思ったりする。とか、自分のユーモアについてネガティブな思考をしている時点でダメなきもするけど…。ジョークをいうって、相手に笑ってほしいと期待しているっていうことだから、相手に好意を示す有効な手段だと思う。同時に、冗談だとわかってくれると相手を信頼しているということにもなる(まともに受け取られたら、まったくジョークにならないものもあるから!)。そういうふうになりたいなぁ。日本人でも、ジョークの上手い人はたくさんいるから、これは練習しかない! ひそかにほかの人の会話に注意を払い、研究をしよう…。

タイは35℃あるらしい。気候の違いがまずこたえそうだ…。ファイさんが博士論文を立派に仕上げて、また日本に戻ってくる日を楽しみに待とうと思う。たくさんの人に見送ってもらって、それをタイでまたいろんな人に話すんだろうな。10箱まとめ買いした、福岡銘菓を手土産に…。


で、そんなわけで、お昼は友達とタイ料理を食べた。タイ政府公認のレストランらしく、めちゃくちゃおいしかった!! お手ごろ価格なのに…サラダにメインにデザートまで。友達はグリーンカレーを食べて、ココナッツの甘みとカレーの辛味がまさに絶妙!日本にはない味だけど、おいしい。タイ米も甘くておいしかった。私は焼きビーフンをいただいたのだけど、えび、もやし、アゲみたいなもの、緑色の野菜、ココナッツなんかが入っていて非常に美味でした! もう一回食べたい~。ソースがとてもおいしい…タイで本場のも食べてみたいなぁ。




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