6.13.2015

寛大なおこころ

みんなで共同で使う恒温水槽で、普段は25℃設定になっているものがある。
時々、違う温度で使う人もいる。私もその一人で、普段なら25℃に戻しておくのだが、前回たまたま水を抜いたあとに変更しようとした。ところが水がないためエラーが出て設定が変更できないようだったので、次回使用時に変えればいいと思って、「39℃設定になっています。使用する際は温度変更してください」と付箋に書いて置いておいた。

が…。

次使う方は、それを見ていなかったようで、電源をポンと入れてそのままサンプルを培養…。
25℃で培養したつもりが39℃で培養するという悲劇が起きてしまった。

表示をしても見ない人がいるのかーー。Σ(・o・;;;)
やはり、普段25℃になっているものは、何とかして戻しておくべきだった。反省。

謝罪のメールをしたら、不幸な事故ですよ、と言ってくださったので心が安らいだ…。大切な実験だったかもしれないのに、心が広いなあ。ありがたし。インキュベータの電源を入れた時に、たまたま水温が25℃だったのでそれ以上の確認を怠ってしまったそう。いろいろ悪い偶然が重なってしまった。

これがもし、人間関係の良くない職場、もしくは自分勝手な人だったら、「表示してたじゃん!見ないほうが悪い!」「戻さない方が悪い!」と言い合いになってしまうこともあるだろう。やだなーそんな研究室。皆が気持ちよく実験できるように、事故防止と、事故後の対応も、思いやりのあるものにしたい。


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