4.29.2022

他人に気をつかいすぎて疲れる人の心理学/加藤諦三


口調(文調?)はつっけんどんで失礼な感じであまり好きではないけど、勉強になる箇所はあった。今まで読んだ同ジャンルの本とほぼ同じことを言っている。収束してきているな。

「無理をしない、とは、時間をかけるということ。準備をすること。無理とは早急に、短時間に勝負しようとすることである。」

「能力相応の楽天家は、転んだら「転ぶようになっていた」と、転んだことを受け入れる。そして転んだことを落ち込まず、「どうしようか」と考える。燃え尽きる人は焦って転んで「何で転ぶのだ」と嘆く。」

「高い目標を持つのは悪いことではない。しかし、その動機をよくかんがえないと、辛い人生になる。小さい頃に傷ついて、その自尊心を癒すための高い目標であったりする。そのための努力はストレスが強く、効果も上がらない。」

「この努力によって何を得るかには関心が向くが、何を失うのか、を考えないことは多い。」

「少しの努力でもすごいことである。「人を蔑む気持ち」が消えれば、それが理解できる。」

「人の成功に喜べず、妬んでしまうのは、劣等感から。」

「自分の過去を肯定する。現在の自分を受け入れる。そして、自分に対する信頼感を持つ。」

No comments:

Post a Comment