1.21.2010

英語でしゃべらナイト

昨日、NHKの英語でしゃべらナイトの公開収録が病院キャンパスで行われたので研究室の8人で参加した。抽選だったけど、4人当たって私も観に行くことができた! パックンや押切もえさんを肉眼で見られてよかった。英語は…おまけみたいな感じで、そこまで重視されてないかもしれない…バラエティ番組に近い気がする。でも、面白かった。ずっと笑っていた。3月19日夜10:45から放送だったと思います。

クイズの正解数が多かった人5人が、ステージに上がって英語で自己紹介をしていた!すごい経験…。英語で自己紹介って…簡単なようで難しい。単に所属と名前を述べるだけではなくて、ひとを惹きつけないといけないから。友達と会うときなのか、公的な場なのかによって挨拶を使い分ける必要もあるなぁ。

公開収録の前に、一時間ほど大学生10人とNHK広報部の人たちが話し合う「ふれあいミーティング」というのにも参加した。これは内内のもので、NHKの視聴率を確保するために若者にどうやってNHKの番組の魅力をアピールすればよいか、どのような番組を作ればいいか、というテーマだった。出た意見で大半のものはやはり、テレビがインターネットに凌駕されつつあるという実情だ。NHKの人も仰っていたが、人々はインターネットで動画を見るようになっているのであって、映像離れが進んでいるわけではない。テレビ離れが進んでいるのだ。それは私も同感である。インターネットのほうが、画像も豊富だし、見たいものを見たいときに見られるし、録画などしなくても何度でも見られる。CNNのニュースなど海外放送は、インターネットでないと見られない。はっきりいってしまえば、テレビよりインターネットのほうがよっぽど便利だ。

だからといってNHKの存在意義が薄まるかといえばそうではない。民間放送局に比べてNHKの番組は質が良いし、根拠も明確で信頼性が高い。教養番組や語学、教育番組など民間放送では採算の取れないものでも放送できる。緊急時に頼りにするのもやはりNHKである。どのスポンサーにも左右されない公共放送NHKは、なくてはならない。したがって、その財源となる受信料は支払わなければならない。見ると見ないとにかかわらず。税金みたいなものだ、と私は思う。

だから、国民が税金の使い道を厳しく監視するように、支払われた受信料がちゃんと自分たちのニーズを満たす番組になっているかを監視することも必要である。その指標が視聴率なのだから、NHKの視聴率の低下は由々しきことである。若者に見てもらうにはどうしたら良いのか…。私はもっとドキュメンタリーや語学番組を増やしてほしい。ドキュメンタリーは毎日決まった時間にあるわけではないので、いつどんな内容の番組があるのかよくわからず、機会を逸してしまう。語学番組はもう少し内容豊富でレベルの高いものがほしい。それこそ、CNNのニュースや番組を流すだけでも十分だ。あとは海外ドラマがもっと観たい。フルハウスは大好きだったのに…。その時歴史は動いたも好きだったのに。などと思う。

あまり、若者目線を意識しすぎると50代以上の視聴者に受けがよくないのだそうだ。NHKは竜馬の宣伝ばかりして!と言われるらしい。だから、そのような絶対に見てくれる人の気持ちも大事にしないといけない。実に難しいだろうなと思う。その上、テレビを見ない若者に訴えかけるためにはテレビ以外の広告媒体を考えなければいけない。しかしながら、受信料は広告を出すために集めているのではなく、そんな余裕はない。大きなジレンマである。

いろいろ考えさせられたふれあいミーティングでした…。

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