7.29.2018

文月も駆け抜けて

絶賛白あん実験中!!
丸2日かけて8サンプルしかできないということに指導教官も驚きだった。人件費が…とか思われていないと良いけど。でもこれは、本当にどうしようもない! 手間のかかる作業なのですあんこ評価…。マラソン状態になっていて、集中力を常に維持しておくのがとても大変。。データの取りこぼしがあると統計解析に影響が出るので、もれなく取っておきたい。論文のメソッドで、「~~は〇〇の方法を用い、3連で行った。」と一文で済む実験は非常に優秀。なぜなら、その~~を、全サンプル、全く同じ方法で、1連もミスすることなく測定できたのだから。記録忘れ、取り落とし、機械不良、3連が揃わない、など、不運なことはいくらでも起こりうる。それらを全てクリアして、全部3連でしました、標準偏差超小さいです、ってのはそれだけで実験者に拍手を送りたくなる。不運なことがあると、そのメソッドの続きに、「ただし、サンプル4は2連で、サンプル9はサンプル量が十分でなくデータは得られなかった。」などの注釈がつくことになる。それはそれで、どうしようもないこともあるのだけど。

あんこの試食は、なかなかの出席率だけれどやはりみんな来るかな…と神経を使う。それこそデータは4連で取らねばならず、あんは傷みやすいものであるため翌日…というのもしにくい。圃場に行かなければならない、と急に言われることもあり、天候の関係があるからしょうがないのだけど。試食…どの程度の再現性、繰り返し性が得られるのか、楽しみでもあり怖くもある。官能検査は本来、素質があると認められた人が訓練された後でしないといけないので、そこらへんが足りない気はする。しかし予算がないためそんな大規模なことはできない。うーん。焼酎の時も同じような問題が。もっとも、焼酎は普段から研究していて品質についても分かっている人たちが利き酒してくれていたのでまだよかったけれど。指導教官との最初の面談で、「官能検査は有意差が出にくいです、個人で感覚が違うから」ということを言ったら、「じゃあ、豆の官能検査は希望じゃないのですね。分かりました。」と言ってくれたのだがなぜこんなことに。笑 まあでも、いろんなことを柔軟にさせてもらえるのは、とてもありがたいです。

極めつけは金曜日ドライブ。3時間かけて往復、しかも早く帰りたいオーラが出ている方々にすみません…と思いながら機械を借りている。圃場に全く行けてないけど、他の人がやってくれているので助かる。で帰ったら次の測定を仕掛けて、片づけて…。実験を始めると、他のことがまったくできなくなる! ここはお店が平日の夜早く閉まるし、土曜の営業時間も短いし、歯医者さんなんて月ー木しかやってない。用事が済まないではないか。実は土日実験した方が他の学生もいなくて機器使い放題だし、平日用事済ませられるし、かなり効率良いかもしれない。なんて自己弁護を考えながら、「今週末こそは実験しないぞ…と思ってたのにまたやる羽目に…」というのを3週間ほど繰り返している。これも良い思い出になるはず…。

朝晩はもう涼しく(寒く?)なってきましたが、ガーデンが夏を彩っています。癒される帰り道。 

 里芋…的な?

鮮やか!

きびとか粟とかそのあたり…。

多肉植物が好き。以下同様。




さくらんぼ。

今ごろ紫陽花の季節。
日照り後雨が続いたので、ようやく花が咲く準備ができたよう。



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