11.15.2021

壬生寺、八木家、前川家

新撰組のさいしょの屯所だった壬生寺、八木家、前川家をみてきた!
自転車で25分くらい。

まずは担々麺でランチ。
地元の人が行きつけで来るような年季の入ったお店だったけど、とてもおいしかった!またきたい。麺がかたゆでで好み。


前川家は公開はしてなかったけど図面があってよかった。明里との別れの格子窓とか実在したんだなあ…!


スペシャルツアーがあるらしい。まあ、拷問現場なんてそんなに見たくないですけれども、お話を聞けるのは楽しそうだな。

八木家は和菓子やさん併設になっていて、内部見学とお茶と屯所餅がセットになっていた。ガイドさんの役者かと思うくらいのお話に引き込まれる。実際に芹沢派が寝ていたというお部屋で話を聞いて、そこらへんに誰々が寝ていました、そこには誰々が。そしてそこの入り口から近藤が入り…なんて。 事故物件は価値が下がるというけど、この家の場合は逆だな。

芹沢鴨が縁側づたいに逃げようとしてつまづいたという文机の現物もあった。古い木の… でもしっかりしていた。150年間このままです、と説明があったが、たった150年前の話か、とも実感。よく取ってあったなぁ。小梅さんという島原の遊女さんが芹沢鴨暗殺の巻き添えになったのはかわいそうだった。。。顔を見られたから斬ったらしい。。顔を隠してなかったのか…。もう二人遊女さんが一緒に寝ていたけど、この二人は逃げおおせた。

あとそのときにできた、鴨居にある刀傷も見た。この頃の京都では、槍や刀を簡単に振り回せないように鴨居や天井を低く作るようにお触れが出ていたのだそうだ。なので八木家も天井が低い。そんな鴨居にばっさりというかくっきりというか、三角錐形にえぐれている。切れ込みではなくて三角錐になっていることから、いかに刀の切れ味がよかったかわかる。ふつうの刃物だったら、木に食い込んだらまず抜こうと思うだろう。それが、すぱーんと木を切り取っているのだから。骨を斬れるわけだ。ぞっ。

燃えよ剣の映画が上映されていることもあり、マニアっぽい人がたくさんいた。


屯所餅。壬生菜を練り込んだもちの中につぶあんが。緑茶も美味でした。

そのあとおしゃれな羊羮のお店も教えてもらい、解散しましたーー カフェによろうかと2、3軒覗いてみたけどいっぱいだったり並んでいたりしてやめた…。土日おそるべし。イオンもすごい人だった。活気が戻っているのはいいことだけど。平日に京都めぐりしよう。


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