11.04.2023

寝る前に読むだけでイヤな気持ちが消える心の法則26/中村将



話し言葉で、文章も軽めの量でとても読みやすい。法則の形になっていて、そこから話が展開されていくので、法則さえメモっておけば思い出せる。

軽妙な言葉で、重要なことを教えてくれる技が見事。


● 滝に打たれたあとの法則 ... 冷たい言葉に傷ついたら、しっかり心を温める。修行僧だって、滝行のあと、温泉で温まっているのだから。あなたの心を温めてくれる人、もの、ことは?


● 遊園地の法則 ... ジェットコースター、登りがあるから下りもある。「あー、怖かった。でも、楽しかった。」辛いときがあるから、嬉しい時がすごく嬉しい。 


● 「もしも30歳に戻れるなら」... 若い今ほど貴重なものはない。80歳の人が、どれほどお金を積んでも、30歳の頃には戻れないから。「今が人生で一番若いとき」。


●  初めの2、3歩の法則 ... 1歩踏み出して、何かを始めたり、セミナーを受けたり、本を読んだり、誰かに話しかけたりしたら、さらに続けて、2、3歩を踏み出そう。1歩目から学んだことを2、3歩目で活かして始めて、前進できる!


● 「よーい、ドン!」の法則 ... 「よーい、ドン!」は、小さい頃に身に付けた、反射的に何かを始めたくなってしまう呪文。掃除、勉強など、行動したくても面倒だなと思う時は、「よーい、ドン!」を言って、即動きだそう。 


● うっとりタイムの法則 ... 自分が今日できた良かったこと、親切にできたことなど、ポジティブなことを寝る前に思い出して、にんまりとしながら寝よう。成功を思い出しても失敗を思い出しても、脳には深く刻み込まれる。だって脳は、実際に起きたことと詳細に想像したことの区別がつかないから。意識している、という点では同じ。だったら、今日素晴らしかった自分、未来の素晴らしい自分を思い起こして、脳にインプットしよう! 不調の選手たちは、調子が良かったときのビデオを繰り返し観て、調子が良かった時のイメージを取り戻してから練習に戻っていく。それと同じ。


● 3億のレースの法則 ... 3億個の精子がたった一つの卵子に辿り着いてレースに勝利し、生まれたのがあなた。そして、これまでに生まれた全ての人たち。そんな競争率激高のレースに勝利したあなたや他の人はすべて祝福され、称賛されるべき。


● 3億のレースの勝者がもらえる副賞 ... 賞品はこの世を生きる権利。副賞は、人を幸せにできる才能。どんな才能が与えられているかは人によって違うので、それぞれが見つけ出すべきもの。


これをするために生まれてきた、この才能で他の人を幸せにできる、というような物事に出会ったとき、

ふっと懐かしいような感覚

何か心の奥の方で鐘が鳴るような感覚

がある。

それが、レースに勝利した時に「あなたが生きたいと願った人生」なのかもしれない。叶う夢だからこそ、心に宿るのだ。

あなたは言う。「能力を活かして、たくさんの人を幸せにしてきますね!」

レースの審判は言う。「行ってらっしゃい。せっかくの賞品なのだから、精いっぱい、楽しんでおいで!」


最後の部分は詳細にメモしましたー、生きてるって素晴らしいことなんだなと。その素晴らしい人生で、他の人の役に立てたら、もっと幸せだろうなと。一日一日を大切に生きよう。この今の時間に感謝しよう。噛みしめて、味わって行こうと思いました。


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